2022年10月12日
WEBSNS広告とは?6つの種類とそれぞれの特徴を解説
SNS広告は、近年主流になっている広告の1つです。
インターネットに多くのユーザーが流れており、SNS広告はターゲティングも非常に優秀であるため、効率良く自社のターゲットとなる見込み客を集めることに向いています。
本記事では、SNS広告の概要や種類、特徴をご紹介します。
また、SNS広告のメリットや成果を出す方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
SNS広告とは?
はじめに、SNS広告の概要を解説します。SNS広告とは、SNS上で出稿できる広告のことです。
Twitter、Facebook、Instagramなど様々なSNSが存在しており、それぞれのプラットフォームごとに広告を出稿できます。
従来では、バナーやテキストを使って訴求するものが一般的でしたが、近年では動画やカルーセルを使った広告も増えてきています。
SNS広告は「運用型広告」とも呼ばれ、配信フォーマットやクリエイティブ、日予算を細かく変更しながら運用することが可能です。
また、SNSは10代〜60代以上の方などが幅広く利用しているので、効率良く自社のターゲットだけに広告を配信することもできます。
予算を抑えつつ、安定的に集客を図りたい場合は、SNS広告の優先度を高めることを推奨します。
SNS広告の種類と特徴
SNS広告と一口に言っても、種類は複数存在します。SNS広告は「6大SNS」と呼ばれるプラットフォームで配信され、それらは下記のとおりです。
- YouTube広告
- Twitter広告
- LINE広告
- TikTok広告
- Facebook広告
- Instagram広告
それぞれ順番に見ていきましょう。
YouTube広告
YouTubeは、月間6,500万人以上のアクティブユーザーがいる動画SNSです。
ほぼすべての年代のユーザーが利用しており、動画が再生される際に広告が流れる仕組みとなっています。
また、YouTube広告の中にも種類が複数存在しており、代表例はスキップ不可能のバンパー広告、スキップ可能なTrueViewインストリーム広告などが挙げられます。
これらは、自社の訴求したい内容やターゲットによって最適なものが異なります。YouTube広告は、1,000インプレッションあたりで課金される方式です。
Twitter広告
Twitter広告は、主にTwitterのタイムラインに表示する広告です。
他のSNSとは異なり、動画やバナーで訴求するよりも、いかにユーザーにクリックしてもらえるテキスト(文章)で訴求できるかの勝負になります。
広告ツイートは、通常の140文字のツイートのように「いいね」や「リツイート」などもできるため、1回のプロモーションでバズる可能性もあります。
LINE広告
LINE広告は、月間8,900万人以上のユーザーが利用しているLINEで配信できる広告です。
Smart Channelというトーク画面(リスト)の最上部に表示される広告や、タイムラインに流れる広告など種類も豊富となっています。
LINE広告は、月額30万円×3ヶ月間を出稿すると、広告の配信方法や単価を適切にできると公式が発表しています。
TikTok広告
TikTok広告は、国内の10代〜20代を中心に約950万人が利用している、TikTokで配信できる広告です。
ショートムービーであることがTikTokの特徴であり、若者を巻き込んだ広告配信が鍵になります。
たとえば、ハッシュタグを活用したチャレンジコンテストを開催したり、Stampを活用して商品のPRを行ってもらったりすることが挙げられます。
Facebook広告
Facebook広告は、古くから活用されているSNS広告の1つです。
Facebookは、出身大学や既婚(未婚)など、ユーザーの詳細な属性を把握しています。
そのため、ターゲティングが非常に優秀なSNSとして知られています。少額から始められるので、初めてSNS広告に取り組む方にもおすすめです。
Instagram広告
Instagram広告は、20代〜30代の男女が中心に使っているInstagramで配信できる広告です。
タイムラインやストーリーズ、発見タブなどで配信でき、自社の商品やターゲットによって細かく調整できます。
1ヶ月10万円〜20万円と少額の広告費でも運用できるため、20代〜30代をターゲットにしたい場合は非常におすすめです。
SNS広告のメリット
ここまで、SNS広告の種類を解説してきました。ここからは、SNS広告のメリットをご紹介します。
- 潜在顧客に訴求できる
- ターゲティングが優秀
- 少額で出稿可能
それぞれ順番に見ていきましょう。
潜在顧客に訴求できる
ユーザーが検索したキーワードに対して出稿される検索連動型の広告は、ユーザーが検索しない限り広告を出稿できません。
つまり、顕在層に対してのみアプローチが可能です。一方のSNS広告は、検索していないものの、本当は商品やサービスをほしいと思っている潜在顧客に訴求できます。
これにより、顕在層に対してのみ配信するよりも、効率良く集客数や売上を伸ばすことが可能です。
ターゲティングが優秀
特にFacebook広告などは、実名登録かつ詳細なプロフィールを登録するため、ターゲティングが非常に優秀です。
また、類似オーディエンスと呼ばれる機能を活用すれば、既存顧客と似た属性のターゲットに配信することもできます。
オフライン広告のチラシやポスティングなどは、一定のターゲット層に絞ることはできるものの、SNS広告ほど細かくは指定できません。
そのため、特定のターゲットにのみ届けたい場合はSNS広告がおすすめです。
少額で出稿可能
最後に、SNS広告は少額からでも出稿可能です。日予算100円や月間50,000円以下などでも配信できるため、自社の予算に合わせて調整しやすくなっています。
また、出稿停止も簡単に行えるので、予算に対する不安がある場合でも出稿しやすいでしょう。
SNS広告で成果を出すためには
最後に、SNS広告で成果を出すためのポイントを解説します。
- ペルソナを明確にする
- 媒体ごとにLPを変える
- PDCAを運用しながら回す
それぞれ順番に見ていきましょう。
ペルソナを明確にする
まずは、ペルソナを明確にすることが重要です。自社が誰に売りたいのかよりも、誰が自社の商品を求めているのかを基準にペルソナを考えることで、効率良く見込み客に配信できる広告を展開できます。
また、ペルソナを明確にすれば、口コミが広がってきた際に、同様のペルソナに商品を買ってもらいやすくなります。
媒体ごとにLPを変える
次に、媒体ごとにLP(ランディングページ)を変えることが大切です。
たとえば、Twitter広告の場合は、140文字のツイートでしか広告を表現できません。
一方のYouTube広告の場合、スキップされなければ1分程度の広告を流すことも可能です。
これら2つの広告を比較した場合、当然ながらユーザーの興味関心度や、商品に対する理解度は異なります。
つまり、LPの訴求や説明の丁寧度合いも変える必要があるのです。
必ず、媒体ごとにLPを変えて運用するようにしましょう。
PDCAを運用しながら回す
最後に、PDCAを運用しながら回すことも大切です。
たとえば「20代女性、既婚者、会社員」という属性に絞って運用していたとしても、途中で男性のほうが売れやすい傾向が出てくるかもしれません。
そのような場合は、LPや出稿キーワードを調整したり、運用するSNS広告の媒体を変えたりする必要があります。
SNS広告では、このようなPDCAを細かく運用しながら回すことが成功の鍵と言えるでしょう。
まとめ
本記事では、SNS広告について解説をしてきました。
SNS広告は、SNS上で出稿できる広告のことです。
合計で6種類あり、それぞれのプラットフォームによって特徴や必要な費用が異なります。
また、潜在顧客に訴求できたり、少額で出稿できたりすることがSNS広告のメリットです。
より成果を出すためには、ペルソナを明確にしつつ、媒体ごとにLPを変えて運用することが重要となります。
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