2025年10月20日
その他「へぇ、そうなんだ!」―新幹線の小ネタで旅がもっと楽しくなる話―

新幹線の窓の外をぼんやり眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
でも、ただ移動するだけじゃもったいない。
「新幹線のちょっとした雑学」を知っているだけで、いつもの旅が、そして誰かとの会話が、少しだけ楽しくなります。
今回は、移動中の暇つぶしにぴったりな「知らなくても困らないけど、知ってるとちょっと自慢できる」新幹線の小ネタをまとめました。
出張の雑談や、旅の道中、ぜひ誰かに話してみてください。
目次
Q1. 「新幹線のレールを最初に走ったのは阪急」って本当?
答え:本当です。
新幹線と阪急京都線は、どちらも線路の幅が同じ「標準軌(1,435mm)」。工事の都合で、完成したばかりの新幹線の高架を、阪急電車が一時的に走っていた時期がありました。
あのシックなマルーン色の電車が、超特急のレールを先に体験していたなんて、想像するだけでワクワクしますね。
Q2. なぜ兵庫県だけ新幹線駅が4つもあるの?
答え:運行計画の名残です。
新神戸、西明石、姫路、相生。これほど駅が多いのは、新幹線の運行計画や保守作業の都合で、「待避」できる駅を複数設ける必要があったためと言われています。
日常的なダイヤの都合が、街の地図を少しだけ変えた、というわけです。
Q3. 富士山が一番きれいに見えるのはどの席?
答え:普通車はE席、グリーン車はD席です。
新幹線に乗ったら、座席の窓側をチェックしてみてください。山側にあたるE席(グリーン車はD席)が、富士山を眺める特等席です。
新富士駅を通過するあたりが絶景ポイント。もし窓の外が急に明るくなったら、カメラを構える合図かもしれません。
Q4. 新幹線の車内清掃、「7分間の奇跡」ってなに?
答え:たった7分間で、車内をピカピカにするプロの清掃術の愛称です。
新幹線が駅に到着すると、わずか7分間で次の出発準備が始まります。その間に清掃チームが車内に入り、座席を回転させ、ゴミを回収し、床まで清掃します。
この無駄のないチームプレーは、単なる掃除を超えて、乗客の「これから始まる旅」の気分まで整えてくれる、感動的なおもてなしです。
Q5. 新幹線には踏切がないって本当?
答え:路線によります。
東海道や山陽新幹線のように、最初から新幹線専用に作られた路線には踏切がありません。
しかし、在来線を改良して作られた「ミニ新幹線」(山形新幹線、秋田新幹線など)には、踏切がある区間も存在します。
Q6. 「のぞみ」「ひかり」「こだま」って、どうやって決まったの?
答え:速度の違いを日本語で表現した、詩的なネーミングです。
「のぞみ」は最速で希望の未来へ。
「ひかり」は主要駅に停車し、光のように道を照らす。
そして「こだま」は各駅に響き渡るように。
耳に心地よく、意味も伝わる、素晴らしいネーミングですね。
旅がもっと楽しくなる「ミニTIPS」
・自由席の穴場:
静かに過ごしたいなら、号車の端っこがおすすめです。
・耳抜き:
トンネルに入る前に、ガムを噛んだり飲み物を飲んだりすると、耳の不快感が和らぎます。
・窓の外の楽しみ方:
富士山だけでなく、田んぼに水が張られた水鏡や、冬の霜が降りた畑など、季節ごとの絶景を探すのも楽しいですよ。
最後に
知らなくても問題ないけど、知ってると少し自慢できるのが「新幹線の小ネタ」です。誰かに話したくなる「へぇ」は、旅の移動時間をきっと豊かにしてくれます。
私たちは、あなたの会社の「へぇ」を、多くの人に届けるお手伝いをしています。
「うちの会社にも、新幹線のE席みたいなとっておきの強みがあるんだけど、どう伝えたらいい?」
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