2022年11月8日
ラジオ&テレビマス広告とは?種類と費用を解説
マス広告は、従来から活用されている広告形態であり、より多くのユーザーにアプローチしやすい特性があります。
しかし、マス広告にも種類が複数存在しており、何から始めれば良いのか迷っている方は多いかもしれません。
そこで本記事では、マス広告の概要や特徴を解説するとともに、4種類のマス広告をご紹介します。
また、マス広告を活用するメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
マス広告とは?
はじめに、マス広告の概要から解説します。
マス広告とは、テレビCMやラジオ、新聞や雑誌などのマスメディアに出稿できる広告のことです。
マスという言葉には「大衆」という意味が含まれており、言葉のとおり多数のユーザーにアプローチしたり、知名度を向上させられたりするメリットがあります。
マス広告を効果的に活用することで、世代を問わずアプローチすることが可能になり、自社商品やサービスの売上がアップすることにも繋げられるでしょう。
マス広告の特徴
マス広告は、多くのユーザーに対してアプローチできることが特徴です。
具体的な費用は後述しますが、数十万円〜数千万円以上の広告費がかかるものの、1閲覧あたりの費用は安くなる傾向にあります。
そのため、広告費に投じられる予算がある企業がマス広告を活用すれば、デジタル広告よりも効率良くマスにアプローチできる可能性が高いです。
しかし、マス広告は効果測定が難しい側面があることも忘れてはいけません。
効果測定が難しいことにより、細かな配信内容の変更や改善がしづらいため、マス広告の効果を最大化するのは難易度が高いことを理解しておきましょう。
マス広告にはどのような種類がある?
マス広告とひとくちに言っても、種類は下記4つに分かれます。
- テレビ広告
- ラジオ広告
- 新聞広告
- 雑誌広告
それぞれの広告の種類を順番に見ていきましょう。
テレビ広告
テレビ広告は、マス広告の中でもリーチ量が圧倒的です。
加えて、視聴者(ユーザー)に対して1回の広告で伝えられる情報量も多く、内容によってはトレンドを作ることもできます。
そして、テレビ広告を放送しているという権威性や信頼性もあるため、そういった側面でも商品を訴求しやすいメリットがあります。
ただし、マス広告の中でも、テレビ広告は最も費用が高い傾向があります。内容によっては数百万円以上かかるケースもあるため、比較的予算のある企業向けになります。
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ラジオ広告
ラジオ広告は、ながら聴きでも訴求できるメリットがあるマス広告です。
ラジオを聞いている聴取者数(リスナー数)はテレビ広告と比較して少ないものの、その分コアな層や芸能人などのファン層に広告を届けられます。
また、ラジオを聴いている層はラジオが習慣化しているため、同一ユーザーに継続的に広告できることも特徴です。近年では、スマホアプリを介して聴取するスタイルが定着しており、様々な年代のリスナーを獲得しています。
新聞広告
新聞広告は、地方紙などであれば費用が比較的安く、内容によっては強いインパクトを残せるマス広告です。手元に届く広告となるため、じっくりと読み込んでもらいやすいメリットもあります。
加えて、一定の審査に通過した企業や商品のみしか掲載できないため、購読者に対して信頼を感じてもらいやすいメリットがあります。
一方で、若年層にはリーチしづらい側面もあるため、ターゲットの絞り込みが重要になります。
雑誌広告
雑誌広告は、雑誌を読んでいる特定のターゲットに効率良く情報を届けられるマス広告です。新聞と同様に手元で読んでもらいやすい特徴があります。
雑誌の種類や購読者を分析すれば、マス広告の中でもターゲティングしやすい広告と言えるでしょう。
しかし、新聞広告と比較して掲載までが時間がかかることもあるため、スピード感を求める場合は別のマス広告を検討する必要があります。
マス広告を活用するメリット
マス広告には、下記2つの活用するメリットが存在します。
- 知名度を向上させやすい
- 番組や紙面を通してイメージを構築させやすい
それぞれ順番に解説します。
知名度を向上させやすい
マス広告はリーチできる量が多いため、知名度を向上させやすいメリットがあります。
たとえば、キャッチーなテレビ広告を作ることができれば、不特定多数のユーザーがCM(広告)の内容を口ずさむほどに覚えてもらうことも可能です。
そのため、特にテレビ広告は商品を売ることはもちろんですが、自社やサービスの知名度を向上させるために活用されるケースも往々にしてあります。
業界内での知名度を上げていきたい場合は、マス広告の活用が有用です。
番組や紙面を通してイメージを構築させやすい
テレビやラジオでお気に入りの番組を視聴する中で、広告を出している企業にも、番組を通して、好感を持ってもらいやすい傾向があります。新聞や雑誌も同様に、紙面のイメージと共に、ブランドイメージの構築に繋がりやすい傾向があります。
また、より多くのユーザーに露出できることにより、クリエイティブさえより良いものを用意できれば、自然と好感を持ってもらいやすくなります。
マス広告はどのように効果測定をするのか
マス広告は、効果測定の難しい媒体になりますが、計測すること自体は可能です。
テレビ広告では、主にGRP(視聴率)と呼ばれる指標を測定し、かけた予算に対してどれだけの数字が出ているのかを分析します。
一方の新聞広告や雑誌広告などは、QRコードを活用して計測することが可能です。
QRコードに固有のパラメーターを設定しておき、QRコード経由での閲覧数や電話反響数を分析します。
自社で効果測定を行うことが難しい場合は、知見を有する代理店などに依頼してみると良いでしょう。
マス広告にかかる費用
最後に、マス広告にかかる費用を解説します。あくまで1回あたりの一般的な単価であり、期間や地域、内容によって大きく異なることが前提となります。
- テレビ広告:50,000円〜
- ラジオ広告:10,000円〜
- 新聞広告:100,000円〜
- 雑誌広告:100,000〜
上記を参考に、自社の予算も鑑みて出稿するマス広告を選定するようにしましょう。
まとめ
本記事では、マス広告について解説をしてきました。
マス広告とは、大勢の人たちに対して宣伝できる広告のことです。
テレビ広告、ラジオ広告、新聞広告、雑誌広告の4つの媒体のことを指し、知名度を向上させたり、幅広い年代にアプローチできるメリットがあります。
デジタル広告と併用することでさらなる効果が見込めるため、大半のケースではセットで運用することが重要です。
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