2022年9月7日
ラジオ&テレビラジオ広告とは?種類とメリットデメリット・効果を解説
広告費用をできる限り抑えて、効果的な宣伝活動をしたい方におすすめなのがラジオ広告です。
ラジオ広告は、テレビ、新聞、雑誌、ラジオというマス4媒体の中の1つであり、放送され始めてから長年人々に聴かれ続けています。
本記事では、ラジオ広告の概要や種類を解説するとともに、ラジオ広告を放送する際の費用を解説します。
また、ラジオ広告のメリットデメリット、期待できる効果も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ラジオ広告とは?
まずは、ラジオ広告の概要から解説します。
ラジオ広告は、ラジオの中で流れる広告のことであり、ラジオCMとも呼ばれています。
テレビ、新聞、雑誌を含めたマス4媒体の1つであり、長年多くの人に聴かれ続けていることが特徴です。
ただし、テレビのように映像を流せるわけではなく、雑誌のように画像を使えるわけでもないラジオ広告は、これらと比較して効果が弱いのではと言われていました。
しかし、ながら聞きができることはラジオ広告の他には無いメリットであり、近年はスマートフォンからでもラジオを流せるため、ラジオ広告でも十分に高い広告効果を享受できます。
ラジオ広告の種類
ひとくちにラジオ広告と言っても、大きく種類は下記2つに分けられます。
- タイムCM
- スポットCM
ここでは、それぞれの種類の特徴を解説します。
タイムCM
タイムCMは、特定の番組やコーナーのスポンサーとして出すラジオ広告です。
曜日縦取り、箱番組、ベルト番組などのスポンサーが代表例として挙げられます。
多くは「このラジオは、〇〇の提供でお送りしています」などのような形で放送されます。
スポットCM
スポットCMは、回数や期間などを指定して放送するタイプのラジオ広告です。
番組内で放送されたり、番組との間の時間で放送されたりしますが、基本的にはどこの部分で流すかを指定することはできません。
しかし、回数などを指定できるため、予算に合わせて柔軟に放送できることがメリットです。
ラジオ広告の費用
ここまで、ラジオ広告の概要を解説してきましたが、気になるのは費用の部分ではないでしょうか。
ラジオ広告には、大きく下記2つの費用が必要です。
- 制作費
- 放送料
これら2つの一般的な費用を解説します。
制作費
制作費は、どのような会社に依頼するかによって大きく異なります。
一般的に、地方エリアの場合は制作費が30,000円〜50,000円、中心都市では80,000円〜10万円程度となっています。
なお、キャスティングの内容や、タレントの起用有無などによっても単価は大きく異なります。
放送料
放送料は、配信するエリアによって大きく異なります。
スポットCMを1回流すと仮定した場合、東京では20,000円〜最大で100,000円程度、地方局の場合は5,000円〜最大で50,000円程度です。
予算に応じて、放送する回数を決めていくようにしましょう。
ラジオ広告のメリット
ラジオ広告には、様々なメリットが存在します。代表的なメリットは下記のとおりです。
- 放送料が安い
- エリアでターゲティングできる
- 広告が習慣になっているので離脱される可能性が低い
それぞれのメリットを順番に見ていきましょう。
放送料が安い
ラジオ広告は、放送料が安いというメリットがあります。
ラジオはマス媒体ではありながらも、他のマス媒体よりも非常に安価に広告を出すことができます。
たとえば、テレビCMの場合は最低でも数百万円単位の予算を用意する必要があり、新聞広告でも100万円程度の予算が必要です。
加えて、これらのマス広告は最低契約期間が決まっているケースも多いので、効果が見込めないと感じても取りやめることはできません。
その点、ラジオ広告は安価に始められ、契約期間の縛りがあるケースは少ないというメリットがあります。
エリアでターゲティングできる
ラジオ広告は、エリアでターゲティングできるメリットがあります。
特定の地域でイベントを開催する場合や、新店舗を出店したことを告知したい場合など、エリアを絞って広告を打ちたい場合に非常に有効です。
広告が習慣になっているので離脱される可能性が低い
テレビCMなどの場合、CMになるとスキップされる可能性が高いです。
これでは、せっかく広告を出している意味がありません。
しかし、ラジオの場合は広告が習慣になっているので、広告から離脱される可能性が低く、リスナーから受け入れられやすいです。
これにより、広告を最後までしっかりと聞いてもらえるメリットがあります。
ラジオ広告のデメリット
先ほど、ラジオ広告のメリットを解説してきましたが、ラジオ広告にデメリットがないわけではありません。
それは、若いリスナー獲得のための番組も近年多くなっていますが、ラジオのリスナーにまだ若年層が少ないことです。
一般的に、ラジオのリスナーの約半数以上は40代〜50代以上だと言われており、他の媒体と比較して若年層へアプローチしづらいことは確かです。
なお、ラジオ広告は「ながら聞き」をされる可能性が高いため、効果は見込めないという意見もあるものの、必ずしもそうとは限りません。
というのも、他の媒体の場合はながら聞きすらもされず、スキップされて終わりです。
その点、ラジオ広告はながら聞きをされる可能性があるものの、むしろリスナーが他の物事に集中している中でも聞いてもらえる可能性が高いのです。
そのため、確実にターゲットに広告を届けたい場合は、ラジオ広告が非常に有効だと言えるでしょう。
ラジオ広告の効果
上述したとおり、ラジオ広告はながら聞きでも広告を聞いてもらえることが特徴です。
そのラジオ広告には、下記2つの効果が期待できます。
- 押し上げ効果
- リーセンシー効果
それぞれ順番に見ていきましょう。
押し上げ効果
押し上げ効果とは、複数の媒体に広告を出稿することで、サービスや商品の知名度が向上する効果のことです。
近年、インターネット広告を出稿する企業は増えていますが、マス広告と併用する企業は少ない傾向にあります。
そのため、マス広告であるラジオ広告と、インターネット広告を併用して出稿することで、そうした手法を用いていない他社と比較して効率良く知名度を高められます。
リーセンシー効果
リーセンシー効果とは、どこかで見たり聞いたりした広告が、消費者の購買行動に影響を与える効果のことです。
ラジオ広告は、ながら聞きだとしても、ターゲットの将来的な購買行動に影響を与えることができます。
まとめ
本記事では、ラジオ広告について解説をしてきました。
ラジオ広告には、タイムCMとスポットCMの2種類があります。
どちらもエリアに絞ってターゲティングすることができ、放送料も安いため、出稿しやすいマス広告と言えます。
株式会社キョウエイアドインターナショナルでは、お客様の事業内容や広告したいサービスに合わせて、効果的なラジオ広告の制作を行います。
無料相談をご用意していますので、お気軽にお問い合わせ下さい。