オフライン広告とは?代表的な広告の種類とメリット・デメリットを解説
インターネット(オンライン)広告を活用して売上を伸ばす企業が増えていますが、まだまだオフライン広告の効果からも目が離せません。
オフライン広告は、従来から活用されているマス広告やダイレクトメールなど数多く存在し、効果的な宣伝活動ができている企業が大きく売上を伸ばしています。
本記事では、オフライン広告の概要や種類、オフライン広告を活用するメリット・デメリットをご紹介します。
また、オフライン広告にかかる費用も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
オフライン広告とは?
はじめに、オフライン広告の概要から解説します。
オフライン広告とは、インターネットを活用せずに展開できる広告全般のことです。
一方で、インターネットを活用した広告は、言葉の通りオンライン広告と呼ばれています。
現代では、広告を活用する場合はインターネットが重要視されている傾向にありますが、オフライン広告でも十分な効果が見込めます。
たとえば、業界誌(情報誌)を活用すれば、特定の業種や企業にのみ届けることができ、見込み客に対して効率良くアプローチできます。
これから広告を活用したい企業はもちろん、インターネット広告で目立った成果が出ていない企業にもオフライン広告はおすすめです。
オフライン広告の種類
ここからは、オフライン広告の種類をご紹介します。代表的なオフライン広告は下記のとおりです。
- マス広告
- 交通広告
- 屋外広告
- ダイレクトメール
- フリーペーパー
- 業界誌(情報誌)
それぞれ順番に見ていきましょう。
マス広告
マス広告とは、大衆を意味するマスに対して露出したり、アプローチできたりする広告のことです。マス広告には「4大マス広告」と呼ばれるものが存在し、それらは下記の通りです。
- テレビ広告
- 新聞広告
- ラジオ広告
- 雑誌広告
それぞれのマス広告を簡単に解説します。
テレビ広告
テレビ広告は、大衆に馴染みのあるテレビを活用する広告です。
「スポットCM」と「タイムCM」の2つが存在し、スポットCMは番組に関わらず、決まった時間に放映できるCMになります。
一方のタイムCMは、30秒からのCMを6ヶ月間(2クール)放送できます。
新聞広告
新聞広告は、地域を絞って活用できる広告です。
新聞を読む層はさまざまな情報に対するリテラシーが高く、知識欲も高い傾向にあります。
ラジオ広告
ラジオ広告は、ラジオ内で流せる広告のことです。
番組提供(スポンサー)、スポットCM、インフォマーシャルCMの3つに大別でき、テレビCMよりも低コストで広告を展開できることが魅力になります。
雑誌広告
雑誌広告は、特定の雑誌の紙面を活用して展開する広告です。
雑誌によって読者層が異なるため、アプローチしたい見込み客に対して効率良くアプローチできます。
交通広告
交通広告は、駅、バス、電車、タクシーなどを活用して展開する広告です。
地域やエリアを絞って掲出できることに加えて、同じユーザーが何度も同じ広告を目にするため、自然と知名度の拡大や問い合わせ数の増加に繫げられます。
ダイレクトメール
ダイレクトメールは、FAXや郵送を使って個人に印刷物を送ることができる広告です。
デザイン次第では、商品の特別感や企業の権威性を示すことができます。
フリーペーパー
フリーペーパーは、特定の地域に関連する情報がまとめられた広告物を、新聞折込やポスティングを活用して展開する広告です。
ダイレクトメールと比較して読者が保管している期間が長く、一度の配布で何度も見てもらえる可能性が高いというメリットがあります。
業界誌(情報誌)
業界誌(情報誌)は、特定の業界や企業に絞った情報がまとめられた広告です。
業界誌を読んでいる層は、その業界に対して興味を持っていることの表れであるため、見込み客としての確度が高い傾向にあります。
オフライン広告のメリット
ここからは、オフライン広告のメリットをご紹介します。
- 業種を絞ることができる
- エリアターゲティングができる
- 露出が保証されている
それぞれ順番に解説します。
特定のターゲットにアプローチができる
オフライン広告は、業界誌や雑誌広告を活用すれば、読者層を絞りこみ、特定のターゲットにアプローチをすることが可能です。
自社の事業と関係のないユーザーにアプローチしても費用が無駄になるため、業種を絞って展開できるのはオフライン広告ならではのメリットでしょう。
エリアターゲティングができる
オフライン広告は、エリアターゲティングができるメリットもあります。
中でも交通広告は、その地域の交通機関を利用している学生や社会人をターゲットにできるので、エリアを絞って展開したい場合には特におすすめです。
露出が保証されている
オフライン広告は、露出が保証されています。たとえば、チラシであれば何万部という形で露出が保証されており、ダイレクトメッセージでも何通という単位での露出が見込めます。
見込み客に対して確実に露出できるのは、広告戦略を考える上で非常に大きなメリットです。
オフライン広告のデメリット
一方で、オフライン広告にはデメリットも存在します。たとえば下記のとおりです。
- 広告を打った後に内容を変更するのが難しい
- 効果測定が難しい
- 業界によって期待する成果が出ないときがある
それぞれ順番に解説します。
広告を打った後に内容を変更するのが難しい
インターネット広告の場合、リアルタイムで出稿するキーワードや掲載している文章を変更できます。
しかし、オフライン広告の場合は、基本的にユーザーのもとに届いた広告物の内容を変更できません。
小さなミスであれば問題ないものの、企業としての信頼性を損ねるようなミスがないよう、事前に入念に確認することが重要です。
効果測定が難しい
オフライン広告は、効果測定が難しいというデメリットもあります。
自社の問い合わせ件数が増えても、果たしてそれがオフライン広告によるものなのかを判断しづらい傾向にあります。
可能な場合は、オフライン広告専用のQRコードを発行するなどして、オフライン広告からの問い合わせであることが分かる仕組みを作りましょう。
業界によっては期待以上の成果がでないときがある
オフライン広告に限った話ではありませんが、業界によっては期待する成果が出ないことも当然考えられます。
そのため、短期的に取り組むのではなく、中長期的に取り組むことを前提に、随時改善を図るようにしましょう。
オフライン広告の費用
オフライン広告の費用は、実行する施策によって大きく異なります。
たとえば、テレビCMの場合は通常は何百万円以上かかる場合が多いことに対して、ダイレクトメールは数万円からできるケースもあります。
そのため、自社の上限予算を予め決めておき、その範囲内で実行できる広告から選ぶのがおすすめです。
まとめ
オフライン広告とは、インターネットを活用せずに展開できる広告全般のことです。
主に、マス広告や交通広告、新聞や雑誌、ダイレクトメールやフリーペーパーなどが挙げられます。
エリアや業種を絞って打てるのがオフライン広告のメリットです。
一方で、効果測定が難しいというデメリットもあるものの、低予算で始めた上で成果が出るのかを確認してみると失敗リスクが少ないでしょう。
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