2022年11月8日
ラジオ&テレビ新聞広告とは?発行部数やメリット・種類を解説
新聞広告は、昔から活用されている馴染みの深いマス広告であり、広告としての信頼性が高いメリットがあります。
また、新聞広告は種類に応じて効果や活用方法も異なります。
そのため、新聞広告でもどの種類を活用すれば良いのか分からなかったり、そもそもどういった種類があるのか知りたい方は多いかもしれません。
そこで本記事では、新聞広告の概要と発行部数、活用するメリットをご紹介します。
新聞広告の種類や効果を出すために重要なポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
新聞広告とは?
はじめに、新聞広告の概要から解説します。
新聞広告とは、新聞の紙面に掲載できる広告のことです。
チラシや拡販誌なども新聞広告の一部として捉えられることもありますが、これらは新聞広告ではありません。
あくまで、新聞の紙面に掲載できるものが新聞広告の概要です。
新聞広告は、マス広告の中でも信頼性の高い広告でもあります。
なぜなら、新聞広告は新聞社の審査に通過した企業や商品でなければ掲載することができないため、掲載されている時点で一定の信頼性を得られるためです。
新聞の発行部数はどのくらいなのか
ここまで、新聞広告の概要を解説してきました。
日本新聞協会が出しているデータを参考にすると、新聞の発行部数は2000年が約5,400万部、2019年は約3,700万部となっています。
つまり、新聞の発行部数自体は減少傾向です。これらの背景の1つに、スマートフォンの普及が挙げられます。
多くの世帯で、新聞を購入しなくともスマートフォンでニュースを閲覧できるようになったため、あえてお金を払って新聞を購入するメリットが少なくなっています。
しかしその分、2022年の今でもお金を払って新聞を読んでいる層は、情報感度が高いとも捉えられるでしょう。
新聞広告には、こういった情報感度が高い層にも効率的に届けられる側面があります。
新聞広告を活用する4つのメリット
新聞広告には、下記4つの活用するメリットが存在します。
- 広告の信頼性が高い
- 狙ったタイミングで広告できる
- シニア層にもアプローチできる
- 地域を絞って広告できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
広告の信頼性が高い
上述したとおり、新聞広告は広告としての信頼性が高いです。
一定の審査に通過しないと広告を新聞に広告を掲載できないため、掲載している時点で信頼してもらえるメリットがあります。
狙ったタイミングで広告できる
新聞広告は、狙ったタイミングで広告できることもメリットです。
新聞は、毎日発行される媒体になるため、商品をPRしたいタイミングやイベント開催時に合わせて広告を掲載できます。
シニア層にもアプローチできる
新聞広告は、シニア層にもアプローチできます。
デジタル広告でも60代以上にアプローチすることは可能ですが、新聞広告のほうが効率が良いでしょう。
シニア層向けの商品を展開している企業は、新聞広告を積極的に活用することを推奨します。
地域を絞って広告できる
新聞広告には、地方紙と全国紙の2つが存在します。
地方紙であれば、特定の都道府県やエリアに絞って広告を掲載できるため、獲得したいターゲットを効率的に獲得可能です。
また、全国紙であれば大々的に商品をアピールすることもでき、地方紙と全国紙のどちらであってもメリットを受けられます。
また、新聞には業界紙と呼ばれる種類も存在します。
業界紙は、特定の産業におけるより細かな情報を取り扱っている専門紙のことであり、特定の業界に興味を持っている購読者に対してのみ訴求できるメリットがあります。
新聞広告の種類
新聞広告とひとくちに言っても、種類は大きく下記4つに分けられます。
- 営業広告
- 記事広告
- 意見広告
- その他
それぞれ順番に解説します。
営業広告
営業広告は、販売促進のための新聞広告。
商品やサービスの宣伝を行うことが目的であり、原稿(文章)に加えて写真付きで掲載するケースが多いです。
新聞の中でも目立つ位置に配置できる傾向にあるため、広告としての費用対効果も高めやすいでしょう。
記事広告
記事広告は、通常の新聞と同じ形式で掲載される新聞広告です。
購読者が新聞の内容と見間違えてしまわないように「PR」と記載されていることが特徴です。
新聞のニュースを読む流れでそのまま読んでもらえるため、購読者に受け入れられやすくなっています。
意見広告
意見広告は、商品やサービスをアピールするためではなく、大衆に対して意見を表明したり、主張したりすることが目的になります。
企業がマーケティングの一環として意見広告を出すことで、購読者からの信頼や賛同を受けられる可能性もあります。
たとえば旭酒造株式会社は、緊急事態宣言における、政府から飲食店に対するサポートに関しての意見広告を2021年に出しました。
意見広告で大衆が同様に感じている悩みや気持ちを代弁することで、よりマスからの信頼を得られることに繋がるでしょう。
その他
新聞広告には、他にも下記のような広告の種類が存在します。
- 案内広告
- 謝罪広告
- 社告
案内広告は「三行広告」とも呼ばれ、3行程度のテキストを掲載できます。
求人を獲得することや、映画の宣伝を行うことが目的とされるケースが多いです。
謝罪広告は、主に企業が不祥事や問題を起こした際の謝罪のために使われます。
最後の社告には、リコール情報、訃報、商品の回収情報を掲載できます。
商品やサービスをアピールする目的で使われることはありません。
新聞広告で成果を出すためには?
ここまで、新聞広告の概要や種類を解説してきましたが、新聞広告では成果を出すにはどうすれば良いのでしょうか。
状況によって異なるものの、下記を参考に新聞広告を活用してみてください。
- イベントの告知には記事広告を活用する
- 商品のPRには営業広告を活用する
- インパクトを出したい場合は全面広告を活用する
それぞれ順番に解説します。
イベントの告知には記事広告を活用する
イベントの告知を行いたい場合は、記事広告を活用しましょう。
広告欄に掲載する広告は、購読者によっては読んでもらえる可能性が低くなります。
しかし、記事広告は一般ニュースと同様に掲載されるため、そのままイベントの告知に関する広告まで読んでもらえる可能性が高いです。
他にも、記事広告では会社が行っている独自の取り組みを掲載することもあります。
商品のPRには営業広告を活用する
商品のPRを行いたい場合は、営業広告を活用しましょう。
写真とセットで掲載できるため、購読者に具体的な商品のイメージや印象を与えられます。
営業広告は、健康器具などのシニア層向けの商品と特に相性が良い傾向にあります。
インパクトを出したい場合は全面広告を活用する
全面広告は、紙面1面をまるごと使える新聞広告です。
インパクトを出したい場合は、全面広告を活用すると高い効果が期待できます。
全面広告はインパクトを与えられる分、高い商品の販促効果を得られたり、企業の知名度が向上したりするメリットがあります。
まとめ
本記事では、新聞広告について解説をしてきました。
新聞広告とは、新聞の紙面に掲載できる広告のことです。
新聞社の審査に通過しないと掲載できないため、広告としての信頼性が高く、地域を絞って広告できるため、費用対効果も高い傾向にあることがメリットです。
新聞広告には、営業広告や記事広告などの種類があり、それぞれによって活用方法が異なります。
初めて新聞広告を行う場合は、実績のある代理店に依頼することが望ましいと言えるでしょう。
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