2022年8月18日

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デジタルサイネージの仕組みとは?種類と導入の基礎知識を解説

デジタルサイネージは、近年注目されている広告の1つです。

ディスプレイやプロジェクターを設置し、映像を流すシステムのことをデジタルサイネージと言います。

本記事を読んでいる方も、マーケティングや集客を強化するために、デジタルサイネージの導入や広告出稿を検討しているのではないでしょうか。

そこで本記事では、デジタルサイネージの概要や仕組みを解説するとともに、デジタルサイネージをどこで活用するべきか解説します。

また、デジタルサイネージをビジネス活用するメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

キョウエイアドインターナショナルは、交通広告をメインに、自治体広告やテレビ、ラジオ、イベントなど幅広く手掛ける創業75年の広告代理店です。1948年に創業して以来、時代の流れに沿った広告を数々提供してきました。URLはこちら。
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デジタルサイネージとは?

まずは、デジタルサイネージの概要から解説します。

デジタルサイネージとは、ショッピングセンターや駅、オフィス、施設などにディスプレイやプロジェクターを設置し、映像を流すシステムのことです。

デジタルサイネージの市場規模は年々拡大しており、単にデジタルサイネージのことをサイネージと呼ぶ機会も増えてきました。

以前までは、駅の構内で広告をするとなると看板やポスターが主流でしたが、映像での情報発信も行いたいというニーズからデジタルサイネージが注目されています。

デジタルサイネージは様々な業種で導入される機会が増えているため、今後も導入が拡大されていくことが予想できます。

デジタルサイネージの仕組み

ここまで、デジタルサイネージの概要を解説してきました。

しかし、どのような仕組みでデジタルサイネージが動作しているのか気になる方は多いのではないでしょうか。まず、デジタルサイネージの仕組みは大きく2種類が存在します。

  • スタンドアロン型
  • ネットワーク配信型

それぞれの仕組みを順番に解説します。

スタンドアロン型

スタンドアロン型は、予め用意しておいた画像や動画データをUSBなどにコピーし、デジタルサイネージを配信できるディスプレイと繋ぐことで再生を行う仕組みです。

スタンドアロン型の最大の特徴は、インターネット回線がなくても配信できることです。

USBやSDカードとディスプレイを繋ぐだけで映像を流すことができるため、特別専門的な知識も必要ありません。

また、スタンドアロン型は、複数の映像が繰り返し再生されるケースがほとんどです。

スライドショーのようなイメージが近いでしょう。

大規模な会場で使われるよりも、小規模な店舗や、短期間で開催されるイベント会場などで使われる傾向にあります。

ネットワーク配信型

ネットワーク配信型とは、配信するコンテンツをパソコンで作成し、インターネットを通じて映像を流せる仕組みのことです。

インターネットを通じて再生させるため、遠隔からでも手軽に内容を変えられるメリットがあり、「クラウド型」とも呼ばれます。

ネットワーク配信型の魅力は、デジタルサイネージを置いている現地にスタッフを配置しなくても良い点です。

インターネット回線こそ必要ではあるものの、それらと配信するコンテンツさえ用意すれば、どこからでも配信できることが特徴です。

ネットワーク配信型は、一定以上の規模を持った店舗や企業に使われている傾向にあります。

デジタルサイネージはどこで活用する?

デジタルサイネージはどこで活用する?

ここまで、デジタルサイネージの仕組みを解説してきました。

ところで、デジタルサイネージをどこで活用するべきか、迷っている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、代表的な活用シーンをご紹介します。

  • 公共施設や駅
  • 社内活用
  • 商業施設

それぞれ順番に見ていきましょう。

公共施設や駅

公共施設や駅は、最も一般的にデジタルサイネージが活用されているシーンと言えます。

公共施設や駅は訪問する一般消費者の年齢や性別、国籍などが大きく異なるため、状況に応じて再生する内容を変えられる配信型のデジタルサイネージが特に向いています。

事前にターゲットを絞り込み、そのターゲットのあらゆるニーズに応えることが非常に重要
となるでしょう。

社内活用

デジタルサイネージは、社内で活用されることもあります。

社内で周知しておきたい情報を再生したり、緊急避難経路を表示したりして活用します。

また、ロビーでの受付としてデジタルサイネージを活用するシーンがあることも特徴です。

商業施設

本記事を読んでいる方も、商業施設でデジタルサイネージが活用されているのを見たことがあるのではないでしょうか。商業施設も、代表的なデジタルサイネージの活用場所です。

季節に合わせた新商品を告知したり、タッチパネル式で商品を探すことができたりなど、様々な活用方法があります。

デジタルサイネージをビジネス活用するメリット

ここからは、デジタルサイネージをビジネス活用する3つのメリットを解説します。

  • 最新情報を発信できる
  • 差し替え工数が比較的かからない
  • 遠くからでも目を引くことができる

それぞれ順番に見ていきましょう。

最新情報を発信できる

デジタルサイネージの中でも、ネットワーク配信型であれば、常に最新情報を発信できるメリットがあります。

事前に配信するコンテンツさえ用意しておけば、早朝や深夜などの時間を問わず配信する内容を変えられます。

また、現地に足を運ぶことなく、遠隔地からでも最新情報を発信できるのは、非常に魅力的と言えるでしょう。

差し替え工数が比較的かからない

従来から存在しているチラシや看板などの広告と比較して、デジタルサイネージは差し替え工数が比較的かかりません。

チラシの場合であれば、事前に用意したデザインを必要数に応じて印刷したり、発信する情報も限られたりします。

デジタルサイネージであれば、広告における手間や工数を削減でき、その分のコストも削減できることがメリットです。

遠くからでも目を引くことができる

デジタルサイネージは、鮮明かつ明るい静止画や動画が流れます。

遠くからでも目を引くことができるため、視認性に優れているメリットがあります。また、暗い場所でもデジタルサイネージの視認性は高い傾向にあります。

デジタルサイネージを導入する流れ

最後に、デジタルサイネージを導入する流れを解説します。ケースによって異なりますが、基本的には下記のような流れで進めていきます。

  1. 導入フローを立案
  2. 機器選定やシステム構築
  3. 設置工事
  4. 配信するコンテンツの最終決定
  5. 運用開始

まずは、自社の課題や目的に合わせた導入企画を立案することから始まります。

目的に応じて機器やシステムが異なるため、最も重要な部分です。

また、運用を開始した後でもコンテンツの内容を変更し、安定的な運用を実現できるように保守も行うケースが一般的となっています。

まとめ

デジタルサイネージ

本記事では、デジタルサイネージの仕組みを解説してきました。

デジタルサイネージの仕組みは、大きく分けてスタンドアロン型とネットワーク配信型の2つに分けられます。

デジタルサイネージを活用することで最新情報を発信できたり、遠くからでも目を引くことができたりするメリットがあり、知名度向上や販売促進を行う場合は、デジタルサイネージを活用してみてはいかがでしょうか。

また、株式会社キョウエイアドインターナショナルでは、デジタルサイネージを活用した販売促進を支援します。

ブランディングやCSRの訴求に活用することも可能です。

費用面や導入の流れを含めて詳細にご説明しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

運営者情報

運営者
株式会社キョウエイアドインターナショナル
住所
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お問い合わせ
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電話番号
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