2023年5月11日
その他ChatGPTとは?使い方、注意点を理解してマーケティング効率UP!
最近、よく話題にあがるChatGPT。個人で楽しむために利用する方はもちろん、ビジネスに活用している方も多くいます。
実際にChatGPTは、上手く利用すればビジネスを円滑に進めるための大きな力となります。マーケティング分野においても効率を上げてくれることでしょう。
今回はそんなChatGPTについて、概要やできること、始め方、基本的な使い方、注意点を解説します。今後のマーケティングにChatGPTを活用していきたい方はぜひご覧ください。
ChatGPTとは?
ChatGPT(チャットGPT)とは、2022年11月に公開された人工知能チャットボット(AIチャットボット)です。旧Twitter社のCEOであるイーロン・マスク氏も出資している、アメリカの人工機能研究開発会社「OpenAI」によって開発されました。
AIチャットボット自体は以前より存在していましたが、ChatGPTはユーザーが入力した質問に対して、AIが自然な対話形式で回答を提示することが話題となり、大きな注目を集めました。わずか3ヶ月程度でユーザー数が1億人を突破したことからも、その注目度の高さが伺えます。
回答の精度が高いこともChatGPTが話題になった理由の1つであり、一部では「ChatGPTに仕事を奪われてしまうのではないか」という不安の声も上がっています。
ChatGPTでできること・活用方法
ChatGPTは、インターネット上にある膨大な過去の情報を学習することで、豊富な語彙力・表現力を得ています。このため、質問に対して回答を提示する以外に、小説や台本などの文章を生成したり、テキストを要約・翻訳したりすることも可能です。
また、ExcelやGoogleスプレッドシートで使える表計算ソフトの関数や、プログラミング言語を書き出すこともできます。
このようにできることの幅が広いため、最近では個人で楽しむだけではなく、ビジネスで活用するケースも増えています。
例えばマーケティングの分野ならば、オウンドメディアに掲載するコンテンツ記事の骨子案を提案してもらう、顧客ごとにパーソナライズ化したメールを生成してもらうなどの活用の仕方が可能です。
ChatGPTの始め方
ChatGPTを使うには、まずアカウントを作る必要があります。アカウントの作成自体はそれほど難しくなく、また無料でできるので、チャレンジしてみましょう。
ChatGPTの始め方・使い方の流れについて、詳しくは次の通りです。
①ChatGPTの公式サイトにアクセスする
まずはChatGPTの公式サイトにアクセスします。
Googleを使い、「ChatGPT」などのキーワードで検索をすると「Introducing ChatGPT」というタイトルのページが表示されるので、クリックしてください。
②「Try ChatGPT」ボタンをクリックする
サイト内にはピンク色の文字で英文が記述されています。その中から、「Try ChatGPT」のボタンをクリックしてください。
なお、有料版のChatGPT Plusを使いたい場合は、隣にある「Read about ChatGPT Plus」をクリックします。
③チェックボックスをクリックする
背景が白い画面を切り替わり、「人間であることを確認します」とメッセージが出ます。
プライバシー・契約条件を確認の上、同意できる場合はチェックボックスをクリックし、チェックを入れます。
④「Log in」ボタンをクリックする
続いて、「Welcome to ChatGPT」と書かれた画面へ遷移します。
アカウントを所持していない場合は「Log in」ボタンをクリックしてください。
⑤アカウントを作成する
メールアドレスを入力し、アカウントを作成してください。8文字以上のパスワードの設定も求められます。
なお、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントを使用することも可能です。
⑥名前と電話番号を登録する
メールアドレスで登録した場合、登録したアドレスあてにメールが届きます。
メール本文の「Verify email address」をクリックして、名前と電話番号を登録してください。
⑦認証コードを入力する
登録した電話番号に認証コードが書かれたショートメッセージが送信されてきます。
ショートメッセージをチェックし、認証コードを入力してください。
以上でアカウントの作成は完了です。
ChatGPTの使い方
ここからは、アカウントの作成が完了した後のChatGPTの使い方について解説していきます。使い方を覚えてマーケティングに活用していきましょう。
①ログインする
まずは先ほど作成したアカウントを使い、ログインします。すると、白い背景で黒いサイドバーの画面が表示されます。
②チャット欄に質問を入力して送信する
白背景側の画面の一番下にチャット欄があります。ここに質問を記入してください。
記入が終わったら右隣の紙飛行機マークをクリックし、内容を送信します。
③回答をチェックする
質問を送信すると、ChatGPTから回答が送られてくるので内容をチェックしましょう。
アカウントさえ作成してしまえば、幅広いシーンで簡単に利用できるのが、ChatGPTの良いところです。
試しにChatGPTのマーケティングにおける活用方法を質問したところ、以下のような回答を得られました。
Q.ChatGPTはマーケティングでどんなふうに使える?
A.ChatGPTは、マーケティングにおいて様々な方法で活用することができます。以下にいくつか例を挙げます。
カスタマーサポート
ChatGPTは、カスタマーサポートの自動化に役立ちます。ChatGPTを利用することで、顧客の問い合わせに24時間365日迅速かつ正確に対応することができます。ChatGPTによるカスタマーサポートは、従来の電話やメールのサポートよりも迅速でコストも抑えることができます。チャットボット
ChatGPTを利用したチャットボットを作成することで、ウェブサイトやSNSでの対話型マーケティングが可能になります。ChatGPTを活用することで、自然な言葉遣いでの対話が可能になります。また、ChatGPTを活用したチャットボットは、24時間稼働することができ、迅速かつ正確な対応が可能です。コンテンツ生成
ChatGPTを活用することで、SEO対策用の記事や、商品の説明文、商品レビューなどのコンテンツを自動生成することができます。ChatGPTを利用することで、高品質かつ量産性の高いコンテンツを作成することができます。マーケティング調査
ChatGPTを利用することで、マーケティング調査を自動化することができます。ChatGPTを利用して、顧客の感情分析や商品に対する意見を抽出することができます。これにより、迅速なフィードバックを得ることができ、マーケティング戦略の改善に役立ちます。パーソナライズ
ChatGPTを活用することで、個人に合わせたマーケティング施策を行うことができます。ChatGPTを利用して、顧客の行動履歴や興味を分析し、個人に合わせたプロモーションや商品提案を行うことができます。これにより、顧客満足度の向上につながります。ChatGPTより引用
ChatGPTを使う時の注意点
ChatGPTは大変便利ですが、使用にあたって注意点もあります。
機密情報を送らない
ChatGPTに送信されるデータは、AIの学習データとして使われる可能性があります。このため、機密情報を含む質問を送信すると、そのデータをAIが学習し、第三者に回答として提示してしまう恐れが考えられます。
外部に知られてはならない機密情報は、ChatGPTにも送らないように注意しましょう。
提示された回答の事実確認を怠らない
ChatGPTから提示された回答に、誤った情報が含まれていることも多いです。
ChatGPTを利用してコンテンツを作成する場合など、情報の正確性が重視されるシーンでは、提示された回答が事実かどうか、きちんと裏をとりましょう。
まとめ
今回はChatGPTについて、概要やできること、始め方、基本的な使い方、注意点を解説しました。
ChatGPTは、アカウントさえ作成してしまえば誰でも簡単に、ChatworkやSlackなどのチャットツールを使うのと同じような感覚で使えます。
ただし、機密情報を送らない、必要に応じて事実確認をするなど、いくつかの注意点もあります。
また、質問の仕方によっては思うような回答を得られない場合もあるので、使い方に慣れてきたら、より良い回答が得られる質問の仕方などを研究していきましょう。