2023年4月11日
その他クリニックの集客・広告方法5選【集客を行う際に確認することも解説】
近年では多くのクリニックが開業しており、集客方法に頭を悩ませる方も非常に多いです。
同時に、集客を始めたものの失敗してしまうクリニックも多く、どうすれば成功できるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、クリニックの集客で失敗しやすいポイントを3つご紹介します。
また、クリニックにおすすめの集客・広告手法を5つに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
クリニックの集客で失敗しやすいポイント
例えば美容クリニックが集客を試みる場合、下記のポイントで失敗するケースが多いです。
- クリニックの知名度が低い
- 口コミが少ない(悪い)
- 他のクリニックと差別化できていない
それぞれ順番に解説します。
クリニックの知名度が低い
はじめに、クリニックの知名度が低いことが原因で集客できていないケースがあります。
SEO(検索エンジン)やSNS上でクリニックが言及されず、なおかつ立地が悪い場合などに該当するケースが多いです。
美容クリニックでは、Instagramなどで注目されているクリニックや院長が注目されているクリニックは他のクリニックと比べて集客しやすい傾向にあるため、これらの知名度が低いクリニックは集客で失敗しやすいと言えます。
口コミが少ない(悪い)
次に、口コミが少なかったり、評価が悪かったりする場合は集客がしづらくなります。
特に、Googleマップの口コミの評価が低い場合は、それだけでクリニックの信頼性が大きく落ちてしまい、集客の大きな障壁となってしまいます。
たとえば、美容に関する施術をしたものの、満足度が低い場合は口コミに書かれてしまい、集客力も落ちてしまいます。
施術内容はもちろんですが、スタッフの対応にも配慮する必要があるでしょう。
他のクリニックとの差別化ができていない
最後に、他のクリニックと差別化できていない場合も集客が難しいです。
なぜなら、患者にとっては、すでに通っているクリニックから自院に乗り換える理由がないためです。
美容クリニックの中でも特定の施術に特化して広告を運用したり、年齢層などでターゲットを絞ったりすることが大切になります。
クリニックの集客・広告手法5選
ここからは、クリニックの集客・広告手法を5つご紹介します。
- 交通広告
- SEO対策
- ポータルサイトへの掲載
- MEO対策
- SNS広告
交通広告
交通広告は、タクシーやバス、電車などの公共交通機関や、駅の構内などに掲出する広告のことです。
クリニックはその地域に住んでいる方のみが訪問するため、地域の方への露出を高めたり、知名度を高めたりすることが重要です。
交通広告は、それらの知名度を高める際に最も有効な広告手法です。
SEO対策
SEO対策は、狙った検索キーワードで上位表示を取るための対策です。たとえば、新宿で美容整形のクリニックを展開している場合は「新宿 美容整形 クリニック」で検索された際に上位表示されていることで、多くの集客を実現できます。
他にも、クリニックの場合は疾患名や、部位名で上位表示を取ることも大切です。たとえば、美容クリニックの場合は「ハイフ 新宿」「アートメイク 新宿」などのキーワードや、一般的なクリニックの場合は「精神科 新宿」や「統合失調症 新宿」などのキーワードが挙げられます。
疾患名や部位名、診療内容名で検索するユーザーは多いため、そのエリアに住んでいるユーザーを効率的に獲得できるようにしましょう。
ポータルサイトへの掲載
地域の医療情報がまとめられたポータルサイトに掲載を依頼し、集客する方法です。病院やクリニック全体を探している方はもちろん、特定の疾患に強いクリニックを探している方が多く訪問する傾向にあります。
ポータルサイトの場合は、掲載費用として月額費用がかかるケースや、ポータルサイト経由で申し込みがあった場合に費用が発生するケースなど、料金体系はさまざまです。
また、ポータルサイトに掲載しているだけでは注目を集められないため、どのようなお客様に来院してほしいのかや、強みを持っている施術名などを具体的に記載する必要があります。
MEO対策
MEO対策は、Googleマップの検索順位を上げるための対策です。クリニックを探す際にGoogleマップを使う方は多く、上位表示されていることで知名度の拡大を狙ったり、直接集客に繋げたりすることが可能となります。
MEO対策もSEO対策と同様に、疾患名や診療内容名、部位名で検索された際に上位表示できると、効率的に集客することが可能です。そのためにも、狙っているキーワードでの口コミやお客様の声を積極的に集めるようにしましょう。
また、前提として当然ではあるものの、ホームページに狙っているキーワードのページも作成することが重要です。たとえば、狙っているキーワードが「アートメイク」の場合は、アートメイクのサービスページを作るようにしましょう。
SNS広告
SNS広告は、SNSに対して出稿できる広告です。クリニックの場合は、主にInstagramやLINEが活用されるケースが多くなっています。Instagram広告の場合は、施術のビフォーアフター画像を使って注目を集めたり、美容に関連しているインフルエンサーに来院してもらい、口コミを促したりしてもらうなどの方法が挙げられます。
クリニックが集客・広告を行う前に確認するべきこと
クリニックが集客を行おうとした際に、集客できる仕組みが整っていないと取りこぼしが多く生まれてしまいます。
これでは、せっかくの予算をかけても期待する成果を出すことはできません。
クリニックが集客や広告を行う前には、下記の内容を確認するようにしましょう。
- 予約システムは整っているか
- 「かかりつけ医」となってもらえるように教育(誰に対してですか?)しているか
- ホームページをしっかりと作り込んでいるか
それぞれ順番に解説します。
予約システムは整っているか
近年では、ホームページやLPを見たユーザーが、直接予約システムを利用して予約するケースが多いです。
予約システムが整っていないと、せっかくこれらのサイトに訪問を集められたとしても、予約に繫がる可能性が高まりません。
たとえば、現在の診療の空き状況が分からなかったり、予約までに長い導線が引かれていたりする場合は要注意です。
ユーザーにとって使いやすい予約システムになっているかを必ず確認しましょう。
「かかりつけ医」となってもらえるように教育しているか
次に、かかりつけ医となってもらえるように教育しているかを確認しましょう。
クリニックは、かかりつけ医として「この先生に診療してほしい」というリピーターが多い傾向にあります。
その上で、医師としての診療対応はもちろんですが、看護師も患者様に対して笑顔で接しているかや、ミスのないオペレーションができているかは非常に重要です。
ホームページをしっかりと作り込んでいるか
最後に、ホームページをしっかりと作り込みましょう。
ホームページのデザインがクオリティに乏しかったり導線が悪かったりする場合、クリニックとしての信頼性が落ちてしまいやすく、ユーザーに選ばれるクリニックにはなりません。
また、スマートフォン(モバイル)に対応していないクリニックのホームページも散見されるので、モバイル端末でも適切に表示されるかは必ず確認するようにしましょう。
まとめ
本記事では、クリニックの集客方法を解説してきました。
クリニックの集客が失敗しやすいポイントとして、知名度が低かったり、他のクリニックとの差別化ができていなかったりすることが挙げられます。
クリニックの集客方法には、SEOやMEO、交通広告などが幅広く存在します。集客を行う前に、予約システムが整っているか、ホームページをしっかりと作り込んでいるかなどを確認することで、集客の効果が出やすくなるのは間違いありません。
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