2022年10月12日
その他折込広告とは?費用や配布枚数・スケジュール感を解説
従来の折込広告は、新聞に折り込んで配布する方法が一般的でしたが、現在では様々な方法で折込広告が活用されています。
折込広告は昔から活用されている広告の1つであるため、本記事を読む方も検討しているのではないでしょうか。
そこで本記事では、折込広告の概要を解説するとともに、ポスティングとの違いをご紹介します。
また、折込広告の種類やメリット、どこに配布するべきかを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
折込広告とは?
まずは、折込広告の概要を解説します。
折込広告とは、フリーペーパーや新聞などの別媒体に試供品やチラシを挟み、消費者に直接届ける広告手法のことです。
オンライン広告などは、消費者が検索しない限りリーチすることはできませんが、折込広告であれば消費者に直接届けられます。
また、別媒体に挟み込んで配布するため、費用が比較的安価であることも多くの企業に活用されている理由となっています。
折込広告とポスティングの違いは?
本記事を読んでいる方の中には、折込広告とポスティングの違いが分からない方もいるかもしれません。
折込広告に関しては上述のとおりですが、ポスティングは、チラシや試供品を直接消費者の家に届けるものです。
つまり、なにか別の媒体に挟んで配布するのか、直接広告物を届けるのかという違いがあります。
ポスティングは自社のリソースを使って配布しない場合、業者に依頼して配布してもらう費用が必要になるため、その分高くなる傾向にあります。
折込広告の種類
折込広告と一口に言っても、種類は大きく下記2つが存在します。
- 新聞折込
- フリーペーパー折込
それぞれ順番に解説します。
新聞折込
新聞折込は、日経新聞、毎日新聞といった大手新聞社から地方の新聞社など、配布可能な新聞社を使って広告する手法です。配布エリアを指定できることに加えて、販売店単位で発行部数を指定できるメリットがあります。
エリアを絞ったマーケティングを検討している方や、前日・当日限定のイベント、バーゲンを開催したい場合におすすめです。
フリーペーパー折込
フリーペーパー折込は、定期的に配布されているフリーペーパーに挟んで配布する手法です。
チラシ以外の広告物を挟むことが可能なケースもあり、フリーペーパーはジャンル問わず様々なものが存在します。
そのため、新聞を読んでいないターゲット層に配布したい場合などにもおすすめです。
折込広告のメリット
折込広告には、下記4つのメリットがあります。
- 比較的少額で広告できる
- 即時性が高い
- 保存性が高い
- 自社の商品やサービスに合わせて広告できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
比較的少額で広告できる
折込広告には、比較的少額で広告できるメリットがあります。
エリアや販売店によって異なりますが、1枚あたり3円〜で配布可能です。
つまり、10,000枚の折込を行う場合、30,000円〜行えるという計算になります。
インターネット広告と比較して反応率は下がるものの、リーチ単価が非常に安いのは折込広告の大きなメリットです。
即時性が高い
折込広告では、配布日をある程度決めておくことが可能です。
そのため、即時性の高い広告展開が可能であるというメリットがあります。
たとえば、新商品のセールを広告したり、前日・当日限定のイベントを開催したりする際に向いています。
折込広告は、オフライン広告の中では即時性が群を抜いて高いことが特徴です。
保存性が高い
次に、折込広告は保存性が高いというメリットがあります。
一度配布して終わりではなく、配布した広告物を再度読み返したり、手元に置いておいたりすることが可能です。
インターネット広告の場合、ブックマークをされない限りは、一度見て離脱されるケースがほとんどとなります。
折込広告は、読み手にメリットのある情報を掲載しておけば、長期間保存してくれることも魅力の1つです。
自社の商品やサービスに合わせて広告できる
最後に、折込広告は自社の商品やサービスに合わせて広告できます。
ポスティングほど細かくエリアを指定することはできないものの、自社の狙っているターゲット層に効率良くアプローチできる点は非常に魅力的でしょう。
また、新聞折込の場合は、新聞社の審査を通過しなければ配布することができないため、読み手からの信頼性が高いことも特徴です。
折込広告の費用は?
先ほども少し触れたとおり、折込広告は1枚あたり3円〜で配布することが可能です。
エリアや販売店によって費用の振れ幅があるため、あくまで3円程度という基準で予算を組んでみることを推奨します。
また、最低配布枚数が決まっている場合もあるため注意が必要です。
ただし、10,000枚配布する場合は30,000円〜と広告できるため、これだけ安価にターゲット層にリーチできる広告はなかなか存在しません。
そのため、折込広告が気になっている場合は、積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
折込広告は何枚からできる?
折込広告の枚数は、新聞折込の場合、新聞販売店の最低発行枚数に準ずる必要があります。
1販売店あたりの最低発行枚数は3,000枚〜となっているので、最低3,000枚以上を目安に考えると良いでしょう。
また、フリーペーパーの場合は発行枚数が異なるため、気になる場合は、都度代理店やフリーペーパーの発行元に確認を取ることが重要です。
折込広告はどこに配布するべき?
最後に、折込広告はどこに配布すれば効率的に集客できるかをご紹介します。
- 自社のターゲットが多いエリア
- 店舗付近のエリア
それぞれ順番に見ていきましょう。
自社のターゲットが多いエリア
はじめに、自社のターゲットが多いエリアに配布することが大切です。
たとえば、商品単価が高い商品のチラシを配布したい場合は、富裕層が住んでいるエリアや、収入が高い人が多く住んでいるエリアに配布するなどが挙げられます。
一方で、ファミリー層向けの商品を広告したい場合は、子どもがいる世帯が密集しているエリアに配布することが考えられます。
このように、自社のターゲットが多いエリアに配布するのが1つ目の方法です。
店舗付近のエリア
次に、店舗付近のエリアを中心に配布するのが2つ目の方法です。
店舗から一定の距離を指定し、その範囲内での発行部数を確認します。次に、店舗へのアクセス方法も加味します。
自動車や徒歩、電車によって自社のターゲット範囲は異なるので、それらも考えたうえで配布部数を決めていきます。
店舗集客を検討している場合は、こちらの2つ目の方法で実施してみましょう。
まとめ
本記事では、折込広告について解説をしてきました。
折込広告は、別媒体に広告を折り込んで、消費者に直接届ける広告のことです。
ポスティングは、別媒体に折り込むわけではないため、直接届けるための人員が必要であり、費用が高くなる傾向にあります。
折込広告のメリットは、即時性が高く、比較的少額で広告できることなどが挙げられます。
また、より成果を出すためには、自社のターゲットが多いエリアや店舗付近など、どこにどのような折込広告を出すのかを考えることが非常に重要です。
株式会社キョウエイアドインターナショナルでは、折込広告の実績とノウハウが豊富にあるため、効果的な折込広告を支援することが可能です。
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