2023年4月11日
その他広告代理店に依頼するメリットは?依頼したほうが良いケースもご紹介
これから広告を運用して売上を伸ばそうと思った際に、どこの広告代理店に依頼するべきか悩む方は多いでしょう。また、そういった場合の判断基準を知りたい方も非常に多いです。
本記事では、広告代理店の概要や依頼するメリット、依頼したほうが良いケースを解説します。また、適切な広告代理店を選ぶ5つのチェック項目を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
広告代理店とは?
はじめに、広告代理店の概要から解説します。広告代理店とは、クライアント企業の広告活動を代理で行う会社のことです。加えて、広告主と広告媒体を繋ぐ役割を担うケースもあります。
また、単純に広告を代行して運用するだけではなく、アカウント設計や改善などのコンサルティングを提供している広告代理店も存在します。
広告代理店によって、対応できる範囲や強みが異なるので、それぞれをしっかりと確認することが重要です。
広告代理店に依頼するメリット
ここからは、広告代理店に依頼する4つのメリットを解説します。
- 十分な知見がある
- 成果が出るまでのスピードが早いことが多い
- トレンドや成果の出る施策を教えてくれる
- 必要に応じて内製化できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
十分な知見がある
はじめに、広告代理店には広告についての十分な知見があるというメリットがあります。当然ながら、広告代理店によっても運用スキルは異なりますが、初めて広告に取り組む自社よりは知見があるケースがほとんどです。そのため、自社が行うよりも大きな成果を見込めるでしょう。
成果が出るまでのスピードが早いことが多い
次に、広告代理店は蓄えられたノウハウがあるため、成果が出るまでのスピードが早いことが多いです。ある程度、他社や業界の事例を広告代理店は持っているため、成果の出るやり方を知っています。そういった方法で運用するからこそ、本来データの分析や改善に必要だった時間を大幅に短縮することが可能です。
トレンドや成果の出る施策を教えてくれる
成果を出している広告代理店であれば、トレンドや成果の出る施策を教えてくれます。広告業界は施策のトレンドの移り変わりが早いので、常に最新の施策を実行する必要があります。また、成果の出るトレンド施策に関する情報を、どこから広告代理店が仕入れているのかを知ることで、将来的に自社でも同様の情報を集められるようになるメリットもあります。
必要に応じて内製化できる
最後に、広告代理店に依頼する中で自社に知見も蓄えれば、内製化することも可能です。媒体によりますが、内製化することで、広告代理店に払っていたフィーをそのまま利益にでき、コストダウンにつながります。広告代理店によっては、運用代行+内製化支援サービスを提供しているケースもあるので、内製化を検討している場合はそういった広告代理店を検討してみましょう。
なお、交通広告のような内製化をすることによって逆にコストアップすることが想定される媒体もありますので、内製化をする際は具体的にかかる費用について注視する必要があるでしょう。
広告代理店に依頼したほうが良いケース
ここからは、広告代理店に依頼したほうが良い4つのケースをご紹介します。
- 初めて広告運用に取り組む
- 自社に十分な知見がない
- リソースが足りず改善に時間を割けない
- オフライン広告で媒体との接点がない
それぞれ順番に見ていきましょう。
初めて広告運用に取り組む
まずは、初めて広告運用に取り組む場合は広告代理店に依頼したほうが良いです。いくらの予算で広告を運用すべきなのかや、着地するページをどのような見せ方にするか、どの媒体で運用するべきかなどを分かっていない場合、成果が出るまでに多くの時間とお金を要します。
運用予算は限りがあるケースがほとんどであるものの、自社で運用する場合は、その貴重な予算を無駄に使ってしまう可能性が高くなります。また、成果が出るまでに時間がかかる上に、どの程度の期間を運用すれば成果が出るのかが分からないため、途中で運用自体を辞めてしまう可能性も考えられるでしょう。
初めて広告運用に取り組む場合は知見を蓄えるためにも、広告代理店に依頼することを推奨します。
自社に十分な知見がない
次に、自社に十分な知見がない場合も広告代理店に依頼するのがおすすめです。なぜなら、予算を無駄に使ってしまう可能性が高くなるためです。たとえばリスティング広告の場合は、1クリックあたりで予算が消化されますが、クリック単価を低く抑える方法を知らない場合、コストが高いままクリックされ続けることになります。
一方で、広告代理店の場合はクリック単価を抑えるコツを知っているため、運用初期から少ない予算で最大の成果を目指せる可能性が高くなるのです。
リソースが足りず改善に時間を割けない
大抵のケースでは、自社の中で専属の運用担当者を設けるのは難しいはずです。つまり、片手間で広告を運用するケースも多くなるでしょう。しかし、こういったケースではリソースを十分に割くことができず、改善のための時間も設けられません。そのため、本来は改善さえしていれば成果を出せたものの、時間が足りないことで成果が出せないという問題が発生する可能性が高くなります。
一方で、広告代理店は広告運用を専門的に行っているため、迅速かつ正確な改善を行うことが可能です。改善を行えば成果も大きくなるため、自社のリソースが足りない場合も広告代理店に依頼するべきでしょう。
オフライン広告で媒体との接点がない
最後に、オフライン広告で媒体との接点がない場合も、広告代理店に依頼するべきです。たとえば、交通広告を出そうとした場合、駅広告やバス広告などさまざまな種類が存在しますが、これらの掲出元の接点がない場合は、広告代理店に依頼したほうが良いでしょう。
自社で掲出元との接点を持つことから始めようとすると時間もかかりますし、広告を使った集客もどんどん先送りになってしまいます。
適切な広告代理店を選ぶ5つのチェック項目
広告代理店に広告を依頼しようと検討しているものの、依頼してはいけない広告代理店も存在します。ここでは、適切な広告代理店を選ぶ5つのチェック項目を解説します。
- 運用体制
- 予算感
- どこまでの範囲を対応してもらえるか
- 自社と同業界の実績があるか
- 担当者との相性
それぞれ順番に解説します。
広告代理店の運用体制
広告代理店の運用体制は、確実にチェックしておく必要があります。仮に、運用担当者1人しか対応してもらえない場合は、他の広告代理店に切り替えることをおすすめします。なぜなら広告運用は、広告のキーワードの調整や改善はもちろんですが、付随するLPなどの改善も必要であるためです。
また、オフライン広告の場合でも担当者が専任で付いてくれるのかや、媒体ごとに強みを持った担当者が担当してくれるのかなどを確認することも重要です。
予算感
次に、広告代理店の予算感です。業界相場としては、予算の20%〜30%が広告代理店の手数料になります。たとえば手数料が20%の場合、毎月100万円の予算のときは20万円を手数料として支払うということです。これらを基準として、運用予算の手数料が逸脱していないかを確認するようにしましょう。
どこまでの範囲を対応してもらえるか
広告代理店に、どこまでの範囲を依頼できるのかを確認しましょう。たとえば、広告のアカウント設計や改善業務、ヒートマップ分析、LPの改善など、広告運用に関連する業務は多くなります。オンライン広告、オフライン広告問わず、自社が対応するべき範囲が増えるほど時間もかかりますし、知見がない場合は結果を出すことも難しくなります。もちろん、予算感によって対応してもらえる範囲は異なりますが、できる限り広範囲を任せられる広告代理店を選ぶと良いでしょう。
自社と同業界の実績があるか
次に、広告代理店に自社と同業界の実績があるかを確認しましょう。広告は業界によって予算や成果の出し方が異なるので、同業界で成果を出しているかは非常に重要なポイントです。
担当者との相性
最後に、担当者との相性を確認しましょう。広告運用は、改善にあたって担当者と密にコミュニケーションを取る必要があるため、相性が合わない場合は改善も進まなくなります。「この担当者になら任せても大丈夫」と思える担当者がいる広告代理店に依頼しましょう。
まとめ
本記事では、広告代理店に依頼するメリットを解説してきました。広告代理店には、自社にはない十分な知見を持っていたり、トレンドになっている媒体や施策を教えてくれたりするメリットがあります。
特に、これから初めて広告運用に取り組む場合や、リソースが足りず改善に時間を割けない場合は、積極的に広告代理店に依頼することを検討しましょう。なお、運用体制や予算感、どこまでの範囲を対応してもらえるかなどを確認することは非常に重要です。
広告代理店への依頼を検討している場合は、株式会社キョウエイアドインターナショナルにお任せください。