2023年5月10日
自治体メディア媒体とは?媒体の意味や具体的な種類を網羅的に解説
マーケティング手法を検討している際に、よく媒体という言葉を聞くことがあるかもしれません。しかし、媒体の意味や何を指しているのかが分からない方は多いのではないでしょうか。
本記事では媒体の意味や、マス媒体やインターネット媒体など、それぞれの媒体における代表例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
媒体の意味とは?
媒体とは、一般消費者に向けて情報を伝達するための手段やプラットフォームのことです。媒体は、端的に「メディア」と表すこともあります。従来ではマス媒体が主流ではありましたが、インターネットが急速に普及したことにより、インターネット媒体を含めて非常に多くの媒体が出てきました。自社に適切な媒体を見極め、適切な運用を行うことで効果的な集客に繋げられるでしょう。
媒体の種類
媒体と一口に言っても、種類は大きく下記3つに分けられます。
- マス媒体
- インターネット媒体
- SP媒体
それぞれを簡単にご説明します。
マス媒体
マス媒体とは、大衆という意味であるマスに向けて発信する媒体のことです。マス媒体は、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4つに分けられ、老若男女問わず幅広く情報を伝達できるメリットがあります。
インターネット媒体
インターネット媒体とは、インターネット上の媒体すべてのことです。たとえば、Googleは検索エンジンという媒体であり、TwitterやInstagramはSNSという媒体になります。インターネット媒体は、それぞれの媒体によって年齢層や属性が異なるため、自社のターゲットに対して効率良くアプローチできます。
SP媒体
SP媒体とは、マス媒体やインターネット媒体には含まれない媒体のことです。SPは「セールス・プロモーション」の略語であり、交通広告や新聞折込、POPなどが代表例になります。マス媒体と同様に古くからある媒体であり、現代でも非常に大きな効果が見込めます。
マス媒体の代表例
ここからは、マス媒体の代表例を4つご紹介します。
- テレビ媒体
- 新聞媒体
- ラジオ媒体
- 雑誌媒体
それぞれ順番に解説します。
テレビ媒体
テレビ媒体は、テレビの特性を活かし、音声と映像の2つを使って情報を伝達できる媒体です。テレビは、時間帯によって放送される番組内容が分かれており、自社のターゲットが視聴している時間にCMなどを流すことで、効果的にターゲットにアプローチできます。
新聞媒体
新聞媒体は、一般消費者が気になるニュースがまとめられた媒体です。従来は紙媒体のみでしたが、近年ではインターネットを使ったWeb媒体も存在します。地域性や速報性が高いことが特徴です。
ラジオ媒体
ラジオ媒体は、ニュースや音楽を流す音声型の媒体です。何かを作業しながらでもラジオを聞いてもらえることがメリットで、新聞媒体と同様に速報性も高いです。また、近年ではインターネットラジオも多く利用されています。
雑誌媒体
雑誌媒体は、テーマの異なるさまざまな記事を掲載した定期刊行型の媒体です。雑誌も取り扱うテーマがさまざまであるため、自社のターゲットが読む雑誌を見極められれば、効果的にアプローチできるでしょう。
インターネット媒体の代表例
ここからは、インターネット媒体の代表例をご紹介します。
- 検索エンジン
- 動画配信プラットフォーム
- SNS
- インターネットテレビ
- その他
それぞれ順番に解説します。
検索エンジン
検索エンジンは、Google、Yahoo!、Bingなどが代表例です。主に、キーワードや画像を基にした検索が中心に行われており、ユーザーは目的の情報にすぐにたどり着けることがメリットです。
動画配信プラットフォーム
動画配信プラットフォームは、YouTubeやTikTokが代表例です。動画は、テキストと比較して5,000倍の情報量を伝えられると言われており、効果的な情報伝達手段であることは間違いないでしょう。強いインパクトを手軽に伝えられることも動画配信プラットフォームのメリットです。
SNS
SNSは、Twitter、Instagram、Facebookなどが代表例です。また、上述したYouTubeやTikTokもSNS媒体の1つとして数えられることがあります。リアルタイムでつぶやいたり、情報にアクセスできたりすることがメリットとして挙げられます。
インターネットテレビ
インターネットテレビ(テレビデジタル)は、フジテレビやNHKなどが公開している媒体です。マス媒体のテレビと同様に番組が流れたり、緊急でニュースが流れたりします。
その他
インターネット媒体には、その他にも下記のような媒体が挙げられます。
- アフィリエイトサイト
- 物販系ECプラットフォーム
- オウンドメディア
どの媒体が自社に適しているかはターゲットによって異なりますが、豊富な選択肢から選べることはインターネット媒体のメリットだと言えるでしょう。
SP媒体の代表例
ここからは、SP(セールス・プロモーション)媒体の代表例をご紹介します。
- 交通媒体
- 屋外媒体
- POP
- その他
それぞれ順番に見ていきましょう。
交通媒体
交通媒体は、電車、バス、タクシー、駅構内、空港など、公共交通機関に掲出される媒体です。交通広告は地域性が非常に高く、同じ広告が何度も見られるなど反復性が高いため、自社の知名度拡大や集客の強化に最適です。
屋外媒体
屋外媒体は、看板やのぼりなど、屋外に掲出される媒体です。遠くからでも見ることができるため宣伝効果が高く、近年ではLED看板やネオンも多く掲出されています。ただし、法規制に考慮した上で掲出する必要があります。
POP
POPは、主に小売店のプロモーションとして使われる媒体です。イラストやテキストを作成したり、スタッフの声を掲載した販促物を作成し来店を促します。
その他
SP媒体には、その他にも下記のような媒体が挙げられます。
- 展示会(イベント)
- デジタルサイネージ
- ダイレクトメール(DM)
- フリーペーパー
SP媒体は、一般消費者が直接手に取って触れられる媒体が多いです。また紙媒体に限らず、デジタルサイネージなどを活用した媒体も多く、インパクトを残すための広告も可能となっています。
まとめ
本記事では、媒体について解説をしてきました。媒体とは、一般消費者に向けて情報を伝達するための手段やプラットフォームのことです。媒体は、端的に「メディア」と表すこともあります。
媒体はマス媒体、インターネット媒体、SP媒体の3種類に大別され、それぞれの媒体の中にも細かく種類が存在します。まずは、どのような媒体があるのかを知り、自社に最適な媒体を見つけていきましょう。