2023年3月31日
交通・屋外広告中吊り広告とは?特徴と向いているサービス・注意点を解説
中吊り広告は、電車車内の天井から吊り下げるポスターのことです。
電車は日々の通学・通勤手段として活用されており、中吊り広告は多くのターゲットに効率良く訴求できるメリットがあります。
しかし、中吊り広告の詳しい特徴や向いているサービスが分からない方も多いかもしれません。
そこで本記事では、中吊り広告の概要や特徴、中吊り広告に向いているサービスをご紹介します。
また、中吊り広告の効果や費用も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
中吊り広告とは
冒頭でもご説明した通り、中吊り広告とは、電車車内の天井から吊り下げるポスターのことです。
シングル、ワイドという2種類のタイプが存在し、乗客の目線の少し上側に設置されるため、非常に視認性が高いというメリットがあります。
また、中吊り広告は路線単位や鉄道会社単位で出すことが可能です。これにより、見込み客に向けたターゲティングを行うことができます。
中吊り広告の特徴
中吊り広告には、下記4つの特徴が存在します。
- じっくり読んでもらえる可能性が高い
- リアルタイム(タイムリー)な情報を出せる
- 細かな部分まで見てもらえる
- 広告の印象を強く残せる
それぞれ順番に見ていきましょう。
じっくり読んでもらえる可能性が高い
中吊り広告は、じっくり読んでもらえる可能性の高い広告です。
乗客の読みやすい位置に出せる上に、視認性の高いサイズとなっています。
そのため、他の広告と比較して文字が多い広告や、テキストを活用したい場合にも非常に有効です。
リアルタイム(タイムリー)な情報を出せる
中吊り広告は、リアルタイム(タイムリー)な情報を出す際に多く活用されています。
新商品のリリース時やキャンペーン情報を打ち出し、短期間で多くの見込み客を獲得することに向いています。
電車の乗客の中には、さまざまな最新情報を得るために中吊り広告をじっくりと読むユーザーも存在します。
細かな部分まで見てもらえる
上述したじっくり読んでもらえる可能性が高いことに加えて、中吊り広告は細かな部分まで見てもらいやすい広告です。
中吊り広告は接触時間が長く、広告と目の距離も適切とされているので、隅々まで読んでもらえるという特徴があります。
また、電車の中でやることがなくなった方たちは、スマートフォンを触る他に、時間つぶしの感覚で広告を眺めることもあります。
つまり、必然的に広告に目が行きやすい特徴があることもメリットだと言えるでしょう。
広告の印象を強く残せる
中吊り広告は、広告の印象を強く残せることも特徴です。
乗客は毎日のように同じ中吊り広告を目にする上に、じっくり読んでもらえる可能性も高くなります。
また、広告の印象が強く残るため、知名度の拡大や問い合わせ数の増加にも繋げられます。
中吊り広告に向いているサービスや情報
ところで、中吊り広告に向いているサービスや情報はどのようなものでしょうか。
結論として、下記のサービスや商品は、比較的中吊り広告との相性が良いものとして挙げられます。
- 新商品やサービスの告知
- サービスの知名度向上
- イベント情報
それぞれ順番に解説します。
新商品やサービスの告知
中吊り広告は、短期間の掲出利用ができる広告媒体です。
中吊り広告は更新頻度が高いという特徴があるため、バーゲンセールやタイムリーな情報を出すことに向いています。
新商品やサービスの告知を行いたい場合は、中吊り広告を活用してみてはいかがでしょうか。
サービスの知名度向上
次に、中吊り広告はサービスの知名度向上にも役立ちます。
じっくり細かな部分まで読まれる特徴があるため、サービスの細かな魅力まで伝えたい場合にも有効です。
また、中吊り広告は乗客の目に留まりやすい位置に掲出されるため、自然と人の記憶に残りやすいというメリットがあります。
イベント情報
最後に、中吊り広告はイベント情報を出す際にも向いています。
特に、中吊り広告は路線単位で広告を掲出できるため、その路線の近辺で開催されるイベントとの相性が非常に良いです。
また、イベント情報の他にも、本を出版した際の告知として中吊り広告が活用されるケースも多くなっています。
中吊り広告の効果
ここまで、中吊り広告の特徴や向いているサービスの特徴を解説してきましたが、中吊り広告にはどのような効果が期待できるのでしょうか。
代表的な効果は下記のとおりです。
- 反復効果
- 即効性
- 信頼性の獲得
それぞれ順番に見ていきましょう。
反復効果
はじめに、中吊り広告には反復効果があります。
基本的に、多くの方が通学や通勤に利用する路線を変えることはありません。
たとえば、週に5回通勤するサラリーマンがターゲットの場合、出勤時と退勤時を合わせると週に10回も同じ広告を見ることになります。
反復効果が高いため、自然と乗客の印象に残りやすい広告として打ち出すことが可能です。
即効性
中吊り広告は、即効性にも期待できる広告です。
電車に乗っている間に広告の商品が気になり、そのままスマートフォンで調べて購入に至る可能性も考えられます。
イベント開催時にも、広告を見てそのままイベントの参加を決める方もいるので、即効性の高い効果が欲しい場合にも中吊り広告は有効です。
信頼性の獲得
電車は日本では重要なインフラとなっていることに加えて、公共交通機関であるため、生活者から比較的信頼を獲得しやすいです。
そのため、会社や商品、サービスの信頼性を高めながら販売したい場合も中吊り広告を試してみましょう。
中吊り広告の費用
中吊り広告の費用は、掲出するエリアや範囲、期間によって大きく異なるため、一概にこれらぐらいの費用がかかるということを明示しづらい側面があります。
たとえば山手線の場合だと、約800枚を1週間(7日間)掲出する場合の費用は1,990,000円となっています。
一方で、ローカル線の場合ですと、例えば栃木県にある烏山線は、40枚を6日間掲出する場合の費用が7,000円となっており、非常に安価に掲出できます。
中吊り広告の注意点
中吊り広告を掲出する際は、下記3つの注意点があることを覚えておきましょう。
- 審査期間が発生する
- サイズによる差別化がしづらい
- 規定サイズとなっているか
上記の注意点の中でも、特に審査期間が発生することは理解しておく必要があります。
公共交通機関に掲出する以上、デザイン等の詳細な審査が設けられています。
そのため、掲出したい時期を予め見込んでおき、修正等にも対応できる体制を整えておきましょう。
まとめ
本記事では、中吊り広告について解説をしてきました。
中吊り広告とは、電車車内の天井から吊り下げるポスターのことです。じっくり読んでもらえる可能性が高く、細かな部分まで見てもらえるなどのメリットがあります。
新商品やサービスの告知、イベント情報・コンサート情報の告知などに向いている傾向が強いです。
費用は路線・日数などによっても変わってくるため、その都度確認することが重要
となります。
中吊り広告を掲出したい場合は、実績が豊富な株式会社キョウエイアドインターナショナルに問い合わせください。