2026年7月1日
交通・屋外広告地域で見つけてもらう屋外広告 配電地上機器広告「タウンキューブ」とは
地域で広告を出したいと考えたとき、駅看板や交通広告、デジタルサイネージ、屋外ビジョンなど、さまざまな選択肢があります。その中で、歩行者の目線に近い場所で自然に見てもらえる屋外広告として注目されているのが、配電地上機器広告「タウンキューブ」です。
タウンキューブは、無電柱化に伴い道路沿いに設置されている配電地上機器を活用したラッピング広告です。
大きな看板のように遠くから目立たせるタイプの広告ではなく、通勤や買い物、観光などで街を歩く人の近くに表示されるため、地域の中で企業名や店舗名、サービス名を知ってもらうきっかけをつくりやすい媒体です。
ただし、配電地上機器は東京都屋外広告物条例の上では、本来広告物を出すことができない場所として位置づけられています。それでも掲出が可能になっているのは、各区が公共表示を支える目的で特例許可を取得しているためで、現在は東京都内の一部エリアに限り展開されています。掲出できる場所や料金、空き状況は時期や対象機器によって異なるため、広告を検討する際は、最新の媒体状況を確認することが大切になります。
ここでは、タウンキューブの仕組みと特例許可で掲出が可能になった経緯、地域広告として選ばれる理由、掲出エリアと料金の考え方、広告を出す前に確認したい審査やデザインのポイントについて、ほりさげていきます。
タウンキューブの仕組みと特例許可
タウンキューブは、街なかにある配電地上機器を活用した屋外広告です。普段は意識せずに通り過ぎている設備ですが、屋外広告物条例の規定をふまえると、ここに広告を掲出できること自体が、ふつうの看板広告とは少し違う成り立ちを持っていることがわかります。
ここでは、配電地上機器という設備の特徴と、条例上の位置づけ、そして特例許可で広告掲出が認められている背景について、順を追って整理します。
無電柱化に伴い設置される配電地上機器

配電地上機器は、無電柱化に伴って道路沿いに設置される電力設備です。電線類を地中に収めることで、街の景観や歩行空間を整えやすくなる一方で、電気を安定して届けるためには、変圧器などの機器を地上に置く場所も必要になります。街なかで見かける四角い箱のような設備は、そのうちの一つです。
東京都建設局では、令和3年6月に「東京都無電柱化計画」を改定し、2040年代に向けた無電柱化の基本方針や目標を定めて、都内全域の無電柱化を進めています。駅周辺や商業エリア、歩道沿いなど、人が通る場所での無電柱化が進むなかで、配電地上機器の設置数も増えています。日常の移動中に、こうした機器を目にする機会は、年々多くなっています。
タウンキューブは、その配電地上機器の表面を広告面として活用する媒体です。新しく大きな広告塔を建てるのではなく、街の中にある既存の設備をラッピングすることで、屋外広告として展開する点が特徴です。
配電地上機器はもともと電気を届けるための設備ですから、広告として活用する場合も、電気事業に支障が出ないことや、安全性が守られることが前提になります。一般的な看板のように好きな場所へ自由に掲出できるものではなく、対象となる機器やエリア、掲出できる内容には条件があります。
配電地上機器は条例上の禁止物件
東京都屋外広告物条例では、街の景観を守ることや、安全に道路を使うことを目的に、屋外広告物を出してはいけない場所として、禁止区域と禁止物件を定めています。禁止物件には、街路樹や橋りょう、信号機、消火栓、街灯、道路標識など、公共性の高い設備が含まれます。条例の運用に関する情報は、東京都都市整備局の屋外広告物のしおりや関連ページにまとめられており、企業の側でも基本的なしくみを確認できるようになっています。
配電地上機器も、道路上に設置される変圧器、配電器その他これらに類するものとして、禁止物件の考え方に含まれます。本来であれば、こうした機器の表面に広告を表示することは認められません。タウンキューブも、こうした条例上の前提を踏まえたうえで、特例的な仕組みのもとで広告掲出が可能になっている媒体です。
ふつうの屋外広告では意識する機会の少ない部分かもしれませんが、ここを正しく理解しておくことは、媒体を活用するうえで意外に大切です。条例上の前提があるからこそ、対象となる機器が限られていたり、掲出までに各種の審査や申請が必要だったりするわけで、媒体の使い方や掲出までのスケジュールにも、自然と影響してきます。広告を検討する際には、条例の枠組みを踏まえたうえで活用する媒体だと理解しておくと、見通しが立てやすくなります。
公共表示を支える目的で取得された特例許可
条例上は禁止物件にあたる配電地上機器に、なぜ広告を掲出できるのかというと、各区が公共表示を支える目的で特例許可を取得しているためです。実施エリアとなっている千代田区、新宿区、豊島区、中野区、港区などにおいて、公共表示を支える目的で特例許可が取得されており、その枠組みのもとでタウンキューブの掲出が認められています。
ここで言う公共表示とは、地域の案内、防災や安全に関する情報、まちづくりに関わる情報など、地域に必要な公共的な情報の表示を意味します。地上機器の表面に公共表示を行いつつ、商業広告も組み合わせることで、街並みの統一感を保ちながら、表示にかかる費用負担の仕組みを成立させやすくなります。
こうした考え方は、東京都の他の制度とも重なる部分があります。東京都産業労働局では、商店街無電柱化推進事業として、区市町村が商店街区において、無電柱化に伴い設置された地上機器にラッピングを実施するなど、景観を向上し、商店街の活性化につながる取組を支援する仕組みを設けています。
地上機器ラッピングは、単なる広告枠ではなく、商店街や地域の活性化、景観向上を含む街づくりの一部として位置づけられているわけです。
そのため、タウンキューブで広告を出すという行為は、結果として地域に必要な公共表示を支えたり、街並みの整備に関わったりすることにつながります。広告主の側にも、商業的な訴求だけではなく、公共空間と関わる媒体を活用するという意識が求められる媒体だと言えます。
タウンキューブが選ばれる理由
タウンキューブは、街を歩く人に向けて情報を届ける屋外広告です。広い範囲に一気に告知する広告というよりも、特定の地域や商圏の中で、企業名や店舗名、サービス名を少しずつ覚えてもらうことに向いています。
ここでは、媒体としての見え方と、地域広告として活用しやすい理由を、具体的な使い方とあわせて整理します。
歩行者の目線に近いラッピング広告

タウンキューブは、配電地上機器の表面に広告フィルムを施すラッピング広告です。歩道沿いに設置されている機器を活用するため、歩いている人の目線に近い位置で広告を見てもらいやすい媒体です。
屋外広告というと、ビルの壁面看板や屋上看板、大型ビジョンのように、遠くから大きく見せる広告を思い浮かべる人も多いかもしれません。そうした広告は、広い範囲に存在感を出しやすい一方で、掲出場所や費用の面でハードルが高くなることもあります。タウンキューブの場合は、街を歩く人のすぐそばに表示されるため、広告と人との距離が近い媒体として活用できます。
公共空間に関わる場所で展開される広告のため、目立たせることだけを考えるのではなく、街の景観や通行者への見え方にも配慮する必要があります。
情報を詰め込みすぎたり、強すぎる色を使ったりすると、媒体の特性に合わない場合があるため、視認性と景観への配慮を両立させることが大切です。歩行者に近い距離で見てもらえる強みを活かしつつ、街になじむデザインで仕上げることで、地域の中で自然に受け取られる広告になります。
店舗周辺で認知を高めやすい媒体
店舗や施設の集客を考えるとき、まず大切になるのは、近くにあることを知ってもらうことです。どれだけよい商品やサービスを用意していても、地域の人や近くを通る人に存在を知られていなければ、来店や問い合わせにはつながりにくくなります。
タウンキューブは、歩道沿いなど歩行者の目に入りやすい場所に掲出されるため、店舗周辺での認知づくりに活用しやすい媒体です。飲食店、美容室、スクール、フィットネス、不動産店舗、クリニック、買取店、地域サービスなど、生活圏の中で知ってもらうことが大切な業種と相性があります。
店舗から近い場所で広告を掲出できる場合は、この近くにあるお店、このエリアで利用できるサービス、として覚えてもらいやすくなります。スマートフォンで検索する前の段階で、店名やサービス名を知ってもらうきっかけをつくれることは、地域広告として大きな意味があります。
ここでのポイントは、広告で詳しい情報を全部伝えようとしないことです。歩行中に見る広告では、細かい情報をすべて読むことは難しいため、店名、サービス名、特徴、場所のわかりやすさなどを絞って伝えるほうが、地域の人に覚えてもらいやすくなります。
すぐに来店を約束する広告ではなくても、日常的に目に入る場所で存在を知らせ続けることで、必要になったときに思い出してもらうきっかけになります。
通勤者や来街者への反復接触
屋外広告の強みのひとつは、同じ場所を通る人にくり返し接触できることです。
駅周辺や商業エリアでは、通勤、通学、買い物、飲食、観光など、さまざまな目的で人が行き交います。タウンキューブは、そうした日常の動線上にあるため、同じエリアを何度も通る人に広告を見てもらえる可能性があります。
たとえば、通勤で毎日同じ道を歩く人、昼休みに近くを通る人、休日に買い物で訪れる人などは、短期間に複数回同じ広告に接触することがあります。一度見ただけでは印象に残りにくい広告でも、何度か目に入ることで、少しずつ記憶に残りやすくなります。
契約期間は3か月以上からとされており、地域の中で一定期間継続して掲出することで、認知を積み上げていく媒体として考えやすくなっています。Web広告のようにクリックや閲覧数を細かく測れる広告とは違い、屋外広告は接触した人の行動をすべて数値で追えるわけではありません。その代わりに、街の中に一定期間掲出されることで、地域の人や来街者に対して継続的に存在を知らせられるという特徴があります。
新しい店舗のオープン告知、地域限定のキャンペーン、施設やサービスの認知拡大など、一定期間にわたって同じメッセージを届けたい場合には、この反復接触の考え方が大切になります。
短い時間で強く売り込む広告というよりも、地域の中で自然に覚えてもらう広告として活用しやすい媒体です。
タウンキューブの掲出エリアと料金
タウンキューブを検討するときに気になるのが、どこに掲出できるのか、どのくらいの費用がかかるのかという点です。掲出可能なエリアや料金は、媒体としての性格上、固定された一覧で示しにくい部分もありますが、考え方の枠組みを押さえておくと、検討を進めやすくなります。
都内の主要エリアを中心とした展開

タウンキューブは、現在、東京都内の一部エリアで展開されている屋外広告です。対象エリアには、港区の赤坂、新橋、六本木、千代田区の秋葉原駅周辺、新宿区の新宿駅周辺、豊島区の池袋駅周辺、中野区の中野駅周辺などが含まれます。いずれも、駅周辺や商業集積エリアであり、通勤、通学、買い物、飲食、観光などで多くの人が行き交う場所です。
たとえば、駅周辺では通勤や通学で日常的に通る人に接触しやすくなります。商業エリアでは、買い物や飲食を目的に訪れた人に情報を届けやすくなります。ビジネス街では、近隣で働く人に企業名やサービス名を知ってもらうきっかけになります。それぞれのエリアによって、広告を見る人の属性や、広告に接触する状況が変わるため、エリア選びは広告の目的とあわせて考えることが大切です。
ただし、対象エリアや空き状況は時期によって変わります。記事や資料の情報だけで判断せず、希望するエリアで掲出できる機器があるか、空き状況はどうかを早めに確認しておくと安心です。今後、対象エリアが広がる可能性もあるため、最新の媒体状況を確認しながら検討するのがよいです。
規格と料金の考え方
タウンキューブには、複数の規格があります。歩道面のみを表示する規格と、歩道面と側面を活用できる規格が用意されています。歩道面のみの規格は表示面積0.93平方メートル、歩道面と側面を活用できる規格は表示面積1.45平方メートルとなっており、いずれも高さ0.93メートルで、歩行者の目線に近い大きさで掲出されます。
料金は、エリア、機器のランク、規格、設置場所の条件などによって変わります。通行人の多さ、歩道幅、見晴らしの良さなどを総合的に踏まえて機器ごとにランクが設定されており、ランクごとに月額の広告掲載料が決まっています。月額の掲載料とは別に、取付や撤去にかかる取付製作料金が初回に必要となる点も、押さえておきたいポイントです。
具体的な料金は、エリアや機器、規格によって幅があるため、概算で考える際は、月額の広告掲載料、取付製作料、契約期間の3つを組み合わせてイメージするとわかりやすくなります。タウンキューブは契約期間が3か月以上からとされているため、短期間だけで判断するよりも、数か月単位で認知を積み上げる広告として捉えると、費用対効果のイメージがしやすくなります。最新の料金や空き状況については、対象エリアの担当へ確認するのがもっとも確実です。
1基単位でエリアに合わせて検討できる
タウンキューブは、対象となる配電地上機器を確認しながら、1基単位で検討しやすい屋外広告です。大きな広告枠をまとめて出稿するのではなく、狙いたい地域や通り、店舗周辺に合わせて掲出場所を選びやすい点があります。
たとえば、店舗の近くで認知を高めたい場合は、店舗までの導線上にある機器を確認します。駅から店舗へ向かう道、商業施設の近く、人通りのある歩道沿いなど、広告を見る人の動きを想定しながら検討することが大切です。地域イベントやキャンペーンの告知では、対象となる来街者が多いエリアを選ぶことで、広告の目的と媒体の場所を合わせやすくなります。BtoBサービスの場合でも、ビジネス街やオフィスワーカーの動線に近い場所であれば、企業名やサービス名の認知づくりに活用できます。
1基単位で検討できる仕組みは、中小企業や個人事業主にとっても使いやすい点があります。大型の屋外広告や広域の交通広告では予算が合わない場合でも、届けたいエリアを絞ることで、現実的な広告施策として検討しやすくなります。
ただし、1基単位で検討できるからといって、希望する場所に必ず掲出できるわけではありません。対象機器の空き状況、広告掲載の可否、側面活用の可否、審査の結果によって条件は変わります。広告の目的を整理したうえで、希望エリアや候補となる機器を確認していく流れがよいです。
タウンキューブを掲出する前に確認したいこと
タウンキューブは、媒体として認可されたエリアで展開されている広告ですが、認可されていることと、実際に広告を掲出できることは同じではありません。広告意匠ごとに、各区の審査が必要であり、デザインや掲出までの期間にも気をつけたいポイントがあります。
ここでは、申し込み前に確認しておきたい審査、デザイン、スケジュールについて整理します。
広告意匠ごとに必要な区側の審査

タウンキューブは公共空間に関わる場所で展開される広告媒体のため、広告主が用意したデザインがそのまま掲出できるとは限りません。実際に掲出する広告については、広告意匠ごとに区側の審査と、媒体運営側の社内審査の両方を経る形で確認が行われます。
広告掲出までのサイクルとしては、広告申し込み後に約4週間の広告内容審査が行われ、その後、屋外広告物申請、道路占用申請などの各種申請手続きが約4週間、設置取付工事に約1週間、合計でおよそ2か月の期間がかかります。区側の審査や屋外広告物・道路占用申請は、自治体側の許可が必要であるため、掲出までの期間をあらかじめ約束することはできない点にも注意が必要です。
広告内容審査では、地上機器ラッピング広告掲出基準に基づく業種・広告内容の審査が行われます。媒体としての認可があるからといって、どのような広告でも掲出できるわけではなく、業種によって掲出が難しい場合や、表現が強すぎる場合、誤解を招くおそれがある場合などは、修正や調整が必要になることがあります。最初から審査を前提にしたデザインづくりを進めることで、申請の流れを進めやすくなります。
景観と安全性に配慮したデザイン
タウンキューブのデザインでは、目立たせることと、街になじませることの両方を考える必要があります。
屋外広告では、遠くからでも目に入りやすいことや、短い時間で内容が伝わることが大切ですが、タウンキューブは歩行者に近い位置に掲出されるため、強すぎる表現や情報量の多いデザインは、見づらさや圧迫感につながることがあります。
特に意識したいのは、伝える内容を絞ることです。企業名、店舗名、サービス名、キャンペーン内容、電話番号、Webサイト、地図、QRコードなど、広告に入れたい情報は多くなりがちです。しかし、歩行者が通行中に見る広告では、細かい情報をすべて読むことは難しくなります。
新店舗のオープンを知らせたいのか、サービス名を覚えてもらいたいのか、近くにあることを伝えたいのか、目的を決めたうえで必要な情報を整理すると、見やすい広告になります。
色づかいにも注意が必要です。強い色を使えば目立つことはありますが、周囲の街並みから浮きすぎると、公共空間に掲出する広告としてふさわしくないと判断される場合があります。文字の大きさや配置も重要で、配電地上機器には空気口や開閉口がある場合があり、機器の形状によっては側面に凹凸があったり、ラッピングできない部分があったりします。重要な文字やロゴを配置する場所には、機器ごとの形状を踏まえた配慮が必要です。
歩行者の近くにある媒体だからこそ、見る人に負担を与えない表現を心がけることが大切です。街の中で自然に目に入り、必要な情報がすっと伝わるデザインを意識することで、公共空間に調和しながら、広告としての役割も果たしやすくなります。
掲出までに必要な準備と入稿データ
タウンキューブを掲出するには、広告の申し込み、広告内容の審査、各種申請、設置作業といった流れがあります。一般的な印刷物のように、データを作ってすぐに掲出できるわけではないため、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。
まず必要になるのは、掲出したいエリアと広告の目的を整理することです。どの地域で認知を高めたいのか、誰に見てもらいたいのか、何を伝えたいのかを決めることで、候補となる機器やデザインの方向性を検討しやすくなります。
次に、掲出可能な機器や空き状況を確認します。希望する場所があっても、すでに契約中であったり、側面の活用ができなかったり、広告掲出に適さない条件があったりする場合があるため、希望エリアがある場合は、早めに確認しておくと安心です。
入稿データについては、Illustratorデータでの入稿、文字のアウトライン化、画像の実寸解像度100dpi以上といった条件があります。画像の解像度は150dpiが推奨です。デザインを作り終えてから仕様に合っていないことが分かると、修正に時間がかかるため、制作前に確認しておくことが大切です。
キャンペーン開始日や店舗オープン日など、掲出したい時期が決まっている場合は、できるだけ早めに相談することが重要です。タウンキューブは、地域の中で継続的に見てもらう広告のため、場所選び、デザイン、審査、設置までを一つの流れとして考える必要があります。
早めに準備を始めることで、希望するエリアや時期に合わせた広告展開を検討しやすくなります。
まとめ
タウンキューブは、無電柱化に伴って道路沿いに設置されている配電地上機器を活用した屋外広告です。配電地上機器は、東京都屋外広告物条例の上では本来、広告物を出すことができない物件として位置づけられていますが、各区が公共表示を支える目的で特例許可を取得することで、限定的に広告掲出が可能となっています。東京都産業労働局の商店街無電柱化推進事業でも、地上機器ラッピングは商店街活性化や景観向上の取組として位置づけられており、地域づくりとの関わりが深い媒体です。
歩行者の目線に近い場所で見てもらえるため、店舗周辺での認知づくりや、地域に向けたサービスの告知、駅周辺や商業エリアでの反復接触に向いています。通勤、買い物、飲食、観光などでその街を訪れる人に、企業名や店舗名、サービス名を少しずつ覚えてもらうきっかけをつくることができます。1基単位で検討できる仕組みは、中小企業や個人事業主にとっても活用しやすく、届けたいエリアを絞った地域密着型の広告展開に向いています。
一方で、タウンキューブは公共空間と関わる広告媒体です。広告意匠ごとに各区の審査が必要であり、媒体として認可されているからといって、どのような広告でもそのまま掲出できるわけではありません。デザインを考える際は、目立たせることだけでなく、街の景観や通行者の安全に配慮することが大切です。情報を詰め込みすぎず、伝えたい内容を絞り、歩行者が短い時間で理解しやすい表現にすることで、地域の中で自然に受け取られやすい広告になります。
掲出できるエリアや機器、料金、空き状況は時期によって変わります。希望する掲出時期がある場合は、審査や申請、設置にかかる期間も見込んで、早めに準備を進めると安心です。タウンキューブは、地域で見つけてもらいたい企業や店舗にとって、歩行者に近い場所で自然に接触できる屋外広告です。
店舗周辺で認知を高めたい、特定のエリアでサービスを知ってもらいたい、地域に根ざした広告展開をしたいとお考えの方は、掲出可能な場所や料金、デザインの進め方について、お問い合わせフォームから当社までぜひご相談ください。






